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2014年08月27日

地元の由来

 こんにちは、健康診断に行っていましたから今になりました。
お盆が過ぎ、日中はまだ暑いものの朝夕はだいぶん涼しくもなりました、特に夜明け位は寒い感じもしています。
こんな時期ですので、風邪には気を付けたいと思います。

水曜日担当の佐藤です。

日曜日には、地元集落にある通称、逆巻さん【逆巻龍神】の新しい社の完成お祭りで神楽の奉納依頼があり舞ってきました。現在までまつられていた場所は、参拝をされる方の足下も悪く危険な場所であるために今回安全な場所に社が建てられました。

逆巻さんの由来は、若い頃に聞いた事がありますが、以下の由来とされています。

神話と伝承より
●蛇のたたり恐れ祭る
 日之影町の崎の原というところに逆巻大明神のほこらがある。宮水と大人(おおひと)をつなぐ竜天橋の下で、昔はその下を流れる五ヶ瀬川が、逆巻ふちという深いふちをつくっていた。
 近くの村に住む男があるとき、この付近のヤボ切りを始めた。ヤボ切りは、山の斜面の木や草を切り払って乾燥させ、ころ合いを見て焼き畑にすることである。
 この場所に大きな木があって、その根元の洞穴に大蛇の夫婦がすんでいた。雌蛇はお産のために休んでいた。男はそんなこととは知らず、木に登って枝を切り始めた。大蛇は木を揺すって男を振り落とそうとしたが、男が歌う仕事歌に聞きほれて、落とすことができなかった。
 大蛇は男の夢まくらに立ち、「火を入れるのをあと7日間待ってくれ。この願いを聞いてくれれば、お前の家に幸福をもたらしてやる」と言った。男は、夢に現れた蛇の話を信じようとしなかった。
 そして焼き畑に火を入れる朝になった。
 雄蛇は産後の雌蛇のため、二神山の乳ケ岩屋というところまで薬を求めにいった。その帰り、舟ケ原というあたりに来たとき、すまいにしている斜面に火が入れられ、燃えているのが見えた。雌蛇は生まれたばかりの子蛇とともに焼け死んでしまった。
 雄蛇は男の仕打ちを恨んで怒り狂い、その夜中、男の家に巻きついて家を倒してしまった。男の家では、その後も災いが続いた。男は夢まくらに立った蛇のことを思い出し、後悔した。男は、大蛇の恨みを慰めるためにほこらを建て、逆巻大明神として祭った。また、斜面の見える近くの森に礼拝するところをつくり、朝夕大蛇の霊魂に祈りをささげたという。
 延岡市桜ケ丘の奥の山に蛇谷(じゃだに)というところがあり、ここにある2つの滝に夫婦蛇がすんでいた。雌蛇はお産が近くなったので、出産の場所になっている日之影の山に向かった。途中宮水という村の野原で産気づいた。この野原は村で野焼きをするところであった。雌蛇はそれを知って村の庄屋の夢まくらに現れ、野焼きを止めようとしたが、果たせなかった。
 翌日雌蛇は子どもとともに焼かれて死んだ。この後、村ではいろりでやけどする子どもが増えた。村人は蛇のたたりを恐れ、その霊を祭り、逆巻山と呼んだ。
 大蛇伝説は2カ所で逆巻山の話として伝わっている。        
今日は、私の集落にある逆巻龍神の由来でした。

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