栄高産業社内リレーブログ

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2009年07月25日

一人一人が営業マン

ブログを書き始めて、1週間が本当に早いと感じている、土曜日担当の【SHU】です。

先日書いた、と思ったらもう当番の日が回ってくる。

当番とは、「番が当たる」と書いて当番、「私の番が来た」と「大変だ!」と思うのか「よし、やってやるか!」と思うのかはそれぞれの考え方、思考パターンなのでしょうがないと思うのですが、私としては後者のように前向きなとらえ方になりたいと常々思っています。(全く出来てませんけど・・・)


当社の仕事は建設重機専門の会社ですので、一台の機械に一人の専属の運転手(オペレーター)が乗務し、方々の現場で毎日作業しています。

ですので当社の商品とは、一番は運転手(オペレーター)の技術です。

機械の乗務はそう簡単に会得できるものではありません。
人間が機械を自分の手足のように扱えるようになるには、かなりの時間と経験が必要です。
それと誰に教えてもらったか、ということも重要な点だと思います。

そんな機械操作のプロ達が50人近くいて、毎日30箇所以上の現場で活躍しているのですが、私は常々そのプロ達に


「一人一人が営業マン」


とよく言います。

私たちは技術屋ですし、技術を認められて安心、信頼となるからです。


ただ、どんなに最高の技術を持っていても、態度が横柄だったり、言うことを聴かなかったり、そんな対人関係をちゃんと成立できない性格だったりすると、マイナス点のほうが大きくなって、技術屋として認められません。


「技術は最高のものを持っているけど、うちの現場ではいらない」


と言われるのか


「技術はまあまあだけど、またうちの現場に呼びたい」


と言われるのかは、技術だけではなくプラスαのその人の人間性の部分が大きいような気がします。


究極の営業とは、「お客様に喜んで頂ける」ことだと思います。

その喜びが、また喜びを連れてきてくれる。

「一人一人が営業マン」

「頼まれごとは、試されごと」・・・「人の予測を上回ること」(中村文昭氏語録)

頼まれた仕事の中で、ただ単にその仕事をやるのか、そこに相手のことを思って心遣い、気遣い、思いやりを持って仕事をするのか、同じ仕事をして相手に感動を与える仕事が出来たならば、それが最高の営業になると思います。

難しいことかも知れませんが、そのように私自身、また私たちになれるように精進したいです。



今週も【栄高ブログ】読んで頂いてありがとうございます。
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土曜担当でしたが、とうとう日曜日になってしまいました。

「少々、お待ちを!」

と言いながら、かなり待たせてしまいました。
土曜担当、改め、日曜担当の【SHU】です。


最近、人前で話をする機会が多くなってきました。

でも、これほどいやなものはないですね!

私の場合、同じマイク持つなら、大勢の前で話をするより、いっそ歌を歌った方がまだいい。

歌の場合、何回でも同じものを練習できるし、一曲ならせいぜい3分。


でも話となると、そうはいきませんよね!

事前に何を話すか考えはするものの、そんなに練習ができるわけでもなく、結構ぶっつけ本番になって、いざ話してみたら、緊張してしまって、足が震え手には汗をにぎりながら、過呼吸気味になって胸が苦しくなってみたり、挙げ句の果てに頭が真っ白になって、話さなければと思っていたことの半分も話せなかった。


こんな経験、何度もあります。(特に披露宴の祝辞なんか)

でも懲りずに同じこと繰り返しています。


ただここに来て、初めての経験をさせてもらいました。
それは講演というかたちで1時間以上話をしろというのです。
それも先月と今月で2回も!

話す内容は、「あなたの会社の改善事例」です。
特に苦労したことのエピソード、どのように会社が人が変わっていったかの話をしろです。

先月は【宮崎県中小企業家同友会 県北支部 6月例会】で60人の前で
それで今月は師匠である戸敷先生の【7月とじき塾】で30人の会員企業様の前で

DSC00115.jpg
(話すために生まれてきたような、師匠の戸敷先生)

DSC00104.jpg
(歌っているわけではないですよ!超緊張している小生)

いや~、大変だった!

でも、勉強になった!


事前の打ち合わせから、下準備、練習、それに本番。
やった後の聞いてくださった方々からの感想。
本当にありがたい経験をさせていただきました。


何が勉強になったかというと、一番は今までを振り返られたことかもしれません。
私だけが改善活動を行った訳じゃない。全員でやってきたことであって、全員で作り上げたものなんだ、ということがはっきりと振り替えることができました。


ただただ社員の皆さんに感謝です。支えていただいた方々に感謝です。
(でもこれで改善が終わったわけではないので、これからもどうぞお付き合いくださいね!)


それと3回目の講演依頼も来ています。

10月15日、宮崎市において「宮崎県中小企業家同友会のフォーラム」で話せと言われています。


自分のため、会社のために話そうと思ってます。
聞いてくださっている皆さんに何か熱いものが伝わったり、少しでもがんばる勇気がわいてきたりしてもらえるなら最高です。(ちょっと言い過ぎかな?話すのだけでもやっとのくせにって感じですが、ま、それぐらい熱い気持ちでということで)
そのためにはもっともっと元気を出して、もっともっと勉強してがんばっていこうと自分に言い聞かせている次第です。


人前で話をすることは、苦手で好きではありません!

でも、逃げてばかりもいきません!

結局しなければならないのならば、前向きに挑戦してみよう!

嫌々やるも、自分の修行だと思ってやるも、やることには代わりはないが、その後の進む方向と質が変わってくるように思う。


何事も挑戦だ!!





今週も【栄高ブログ】読んで頂いてありがとうございます。
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2009年07月18日

少々、お待ちを

おはようございます。

土曜日担当の【SHU】です。

昨日、子供を寝かせつけてからと思ってましたら、そのまま爆睡!

ここのところの寝不足がたたったみたいです。

再度今日中にアップしますので、それまで

「少々、お待ちを」 (「もう中学生」風に



それでは、お仕事してきます!
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土曜日担当のSHUです。

今週は一年前に起こしてしまった弊社の死亡事故のことばかり書きまして、読んで頂いてる皆さんには誠に申し訳ないと思っております。

この事故のことをブログに書いていいものかどうか、私たちの中でも賛否両論ありました。ましてや自分たち建設業にとって自社の死亡事故のはなしを載せるということは、自分で自分の首を絞めかねないことです。
建設業にとっては絶対にあってはならないことであり、いったん起こしてしまうと直接仕事の受注にかかわることです。
私自身大変悩みました。
ですが、この事故を通して私たちが経験したこと、考えたこと、また克服してきたことを、

これを読んで頂いてる皆さんの会社には絶対に出させてはいけない

という思いから「皆さんにお伝えした方がいい」と覚悟を決めました。


正直なところ、この一年はきつかった。
特に事故が起きてからの3ヶ月は寝られなかった。
日中の仕事をしている間は、「きつい」「つらい」と言ってる暇はなく、遺族の方との対応、事故処理の対応、また通常業務に追われていましたが、家に帰り夫婦二人だけの時間になると、自分たちのふがいなさ、また目標を見失ったことで

「これからどうしようか」

「責任とろうか」

「死んでお詫びしようか」

「二人で死のうか」

そんなことを言いながら、泣いた苦悩の日々を思い出します。




あれから一年!

どれだけの人から助けられたことでしょう。

どれだけの人から温かい言葉を頂いたことでしょう。

どれだけの幹部や社員たちのがんばりを見たことでしょう。


半端じゃないどん底を経験すると、人間は上を向くしかありませんし、ちょっとしたことでうれしさを感じ、感動を覚えることが多くなりました。

弊社の社員は全員でよく頑張ったと思います。
あれだけの出来事をバネに、さらに強固な団結を持って進んできたと思います。



あれから一年!



来週14日の火曜日に、地元大手建設会社の安全大会に呼ばれています。
多くの協力業者も呼ばれます。
その安全大会の中で弊社が代表で

【優良事業所表彰】

を受けることになったと、そこの土木部長から私宛に直接電話をもらいました。

また【優良職長表彰】も2名が受賞することを聞きました。

土木部長が言うには

「現場責任者からの投票で、栄高産業が一番良い!と言う評価がでました」

なんと身に余るありがたいお言葉でしょう!

全員の努力の成果だと思います。

この結果に甘えることなく、感謝の気持ちをもってこれからも頑張っていきたいと思います。


亡くなったKさん。あなたのことは忘れません。
あなたは自分の命を呈して、私たちに命の大事さを教えてくれたのでしょう。
あなたは自分の命を呈して、私たちに全社一丸になれと教えてくれたのでしょう。
私たちはあなたの命を絶対に無駄にはしません。
天国で私たちを見守っていてくださいね。


 

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2009年07月04日

なんのために・・・

今月の7日に「とじき塾」で自社の改善活動について発表しなければならず、その発表に頭を抱えている、
土曜日担当の【先進的(!?)な2代目社長】SHUです。


意味もなくなが~い紹介で始まりましたが、さて頑張って書こう!




先日、地元延岡で講演会がありました。
(有)クロフネカンパニー社長の中村文昭氏の講演会です。


中小企業同友会の主催で、私もその会の一員でして、主催者の一人でしたのでSTAFFとして講演会に参加したのですが、その講演の話がスゴかった!




中村さんは三重県伊勢市で飲食業を5店舗されています。
年齢は40歳、私の2歳年上。
でもその人生の目的意識と出会いのすごさに、はまってしまった。



18歳で人生の師匠との出会いから学ばれたこと


4つの行動哲学

1つ・・・返事は0.2秒!(素直に、はい喜んで)

2つ・・・頼まれごとは試されごと!(頼んだ人の予測を上回る)

3つ・・・できない理由を言わない!(できない言い訳ではなく、出来る方法を考える)

4つ・・・今できることを探して動く!(そのうちにと言わない。後回しにしない)




中村氏の講演の中に出てきた言葉の中に

●「何のために」を考えて動け・・・目的意識

●人の予測を上回れ!・・・人を喜ばせて、役割を手に入れろ!

●開き直れば、出来ないことはない!・・・損得考えずにまずやってみろ!

●人は出来ない言い訳を考える天才!

●"でも"こうだからできない、ではなく、"だからこそ"やってみよう!

●"悩み"は自分に欠けていることを教えてくれる"メッセージ"だ!




いや~、素晴らしい!

凄い!

感動の渦でした。


満員御礼の1400人の観衆が、真剣に、また笑いあり、涙ありの講演に聴き入ってしまいました。
21時終了の予定が、中村氏も乗りに乗ってか20分オーバー!




講演を聴いて私自身振り返ってみて



「何のために」仕事をしているのか?



「何のために」社長をしているのか?



「何のために」という意識付けを社員一人一人にしてきたかな?



「何のために」という人生設計を考えてもらっていたかな?



「何のために・・・」「何のために・・・」「何のために・・・」



考えさせられました。









講演会も終了し、みんなニコニコしながら、活力に満ちた顔で会場を出られる様子を見て、



「やって良かったな!、これで少しでも延岡が元気になれればいいな!」



そんなことを思いながら会場を後にしました。





我が社を含めグループ会社からも幹部を中心に30人に話を聞きに行ってもらいましたが、みんなそれぞれに思うところがあったみたいで、とてもうれしい気分です。

ますます元気に、前向きに、全社一丸で頑張ろうと、再度心に躍動を覚えた講演会でした。







このままの気持ちで、7日の「とじき塾」の発表もがんばろっと!



聴いてくださる皆さんに、自社の存続と発展のための熱い思いを、少しでも大きく抱いて頂けますように・・・





今日も最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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