栄高産業社内リレーブログ

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2009年11月24日

大忙し


忙しい現場なのに、最近の雨に泣かされている火曜日担当の工藤です。

今、延岡で建設中の建築現場にほぼ毎日通っています。
グループ企業であります『株式会社 源太』の新築工事です。

建築現場にあまり行くことはないのですが、一般土木の現場と多少勝手が違います。

大元の責任者はいますが、大工工事や左官工事、配管工事、造園業といろんな分野を担当する人たちが、入り乱れて作業をおこなうので、その『気ぜわしさ』は、土木工事の比ではありません。

自分たちが担当するのは、外回りの整地・舗装と、側溝などの排水工事であり、全部が終わらないとできない工事なので、どうしても後へ後へと遅れていき、大工さんたちが懸命に作業しているのを見ながらも、気持ちだけは焦っていきます。

でも多種多様の業者の人が作業していますが、それぞれ揉めそうで揉めずに、逆に譲り合いながら作業を進めているように見えます。
これは、それぞれ責任分野はありながらも、期日までに全員で『商品』をつくりあげようとする建築現場独特の雰囲気なのかも知れないと思います。

そんな中で自分たちの作業をおこなうために連れてきている作業班が、一生懸命仕事をしてくれる。

私のその現場での仕事は、各分野の業者さんとの工程打合せが、主になっています。
残りわずかな工期の中で、あらゆる作業をはめ込んでいく。

他の業者さんに無理をお願いするため、こちらの工程も同じように厳しくなる。


その厳しい工程を作業班に伝えると、

『よし!わかった!』

とばかりに、淡々と作業を進めていく。


その仕事ぶりは、他の業者さんからも褒めて頂きました。

自分たちが抱えている工事現場を中断して応援に来てくれ、目の前の現場を片付けてくれる作業班に『感謝・感謝』です。


それでも

(早く、この気ぜわしさを終わらせたい…)

というのが本音ですが、庭師の人の庭園を作り上げていく技や完成した後の満足そうな顔をみたり、高い壁にモルタルを塗り仕上げていく左官の人のコテ捌きにしばし見とれていたりと

『その道のプロ』が多く集まる建築現場は、また楽しみでもあります。


忙しくて大変だけど行きたい現場でもある。

不思議な現場です。
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2009年11月17日

対応力

騒ぎだけは、少し沈静化したような雰囲気ですが、着実に身近にインフルエンザが広がっているようです。
うがい、手洗いを励行しましょう。

火曜日担当の工藤です。

先週の金曜日の夕方、ものすごい土砂降りの雨でした。

異常気象か?とも思いましたが、あとで新聞を見ると今の時期としてはさほど珍しいことではない、とのこと。
(そうかなぁ??…)

車を走らせるのも大変で、前を走っている車が普通に走っているのか、止まろうとしているのかさえわからず思わずブレーキを踏む場面もしばしばで、何台かの車は流れについていけないのかウインカーをつけて路肩に停車していました。



(こりゃあ、あの現場は大丈夫かな!?)


と、思ったその現場は道路改良工事で、掘削の途中で作業を休止したままだったので、そのまま現場に行ってみると川のように流れていましたが、排水対策もしてあり無事でした。

同じ頃やはり心配して駆けつけた現場代理人と

(良かったねぇ~)

とホッとしたところでした。


そこの現場は良かったのですが、その近くで下請けをさせて頂く予定の現場は、一応の雨対策はしてありましたが、予想以上の雨量で道路の路肩が決壊していました。

そのために現場では夜の10時頃まで、作業して対応したそうです。

次の日には、大型土のうを設置し大きな鉄板を何枚も敷設して、補強されていました。


それを見聞きすると、やはり突発的な出来事に備える必要性を感じます。

昔、ある先輩代理人から

『現場ではまずなんと言っても、水処理をかんがえろ!雨対策を怠ったら、えらい目にあうぞ』

といわれたことを思い出します。

乾燥する時期だからと、のんびり構えていると取り返しのつかないことになるということを、各現場にも再度伝えなければ、と考えたところでした。

月曜から取りかかった現場で、課長と責任者とで作業方法や工程の打合をしているときに、その責任者から

『こりゃあ、まず水対策を万全にしておかないと大変なことになるなぁ』

という言葉を聞いたとき、(おっ!さすが!)と内心思いました。(褒めませんでしたが…)

これから年末・年度末に向けて、慌ただしい季節がやってきます。

目の前の安全対策ももちろん大事ですが、あらゆる事の防衛策を常に考えていかなければ、事故や災害につながります。

『急がば回れ』で、対応していかなければ!と思います。

でも、そういう自分がいつも『あとで、あとで』で、泣く目にあうのですが…

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寒い日が来たかと思えば、汗ばむような天気の日もあり、何を着ようかと考えてしまうこともしばしばな火曜日担当の工藤です。

8日の日曜日に地区の行事で、ミニバレー・グランドゴルフ大会が行われました。

普段は、ソフトボールのクラブチームの試合に参加したり、週一回のミニバレーの練習を続けている自分としては楽しいレクレーションだとワクワクしながら試合に臨み、汗だくになりながら約2時間程のゲームを続けていたとき、途中で何となく右のふくらはぎに『違和感』を覚えました。


一瞬 (おやっ!?) とは、思いましたが、

(いつもやってるんだから大丈夫だろう)


とゲームを続け、その後ミニテニスという室内テニスを1ゲームして無事行事が終わり違和感が痛みに変わっていくのを感じながらも家に帰りました。


風呂から上がっても、どうも痛みが取れずにマッサージをしたりストレッチをしたりしましたが、

「イタタ…」


と、どうもやばい雰囲気です。

(目が覚めたら治ってますように)


と言う気持ちでやすみましたが、次の日目が覚めると、状態は更に悪化していて、引きずり引きずり歩く状態になっていました。


よくよく思い直してみると、いつもの運動であれば、準備運動は入念に行い、特に腰から下のストレッチはいつも、しつこいくらいしていたのですが、行事の日は、レクレーション大会だという気持ちで、満足な準備運動なしに始めたような気がしています…。

運動好きの自分としては『鉄人衣笠』のように、スポーツでケガをしないことが密かに自慢の一つであったのですが、もろくも崩れ去って足の痛みと共に、気持ちでも落ち込んでいます。


まさに自分に起こった『事故』であり、はじめの準備運動をきちんとすれば防げた『事故』です。


よく聞く交通事故も、その多くはちょっとした事前の確認不足や始業点検のし忘れなど、慌てていたために起きた事故が結構あるようです。


準備運動を忘れたときのツケは自分だけに返ってきますが、車を運転しているときの事前の確認不足で起きた事故というのは、自分のみならず相手がいたり、時として会社に迷惑を掛けたりと、そのツケの返り方は何倍にもなって帰ってきます。


今日の足の痛みを教訓として、今後体調に注意することと、更に安全運転にも気をつけます。(反省…)

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2009年11月03日

仏の指

最近さらに冷え込みが強くなり、いよいよ冬が近付いたなと感じます。
火曜日担当の工藤です。

先日、ある会合(あとは飲み会ですが…)で地元の先輩と色々話している中で、学校の役員を歴任されていた経験を持つその先輩が、高校のPTA会長をされていたときに保護者に向けて、

『仏の指』

と言う話をされたそうです。

初めて聞くその話の内容は、

『若者が荷車を引いていたとき、ぬかるみに荷車がはまり込んでしまい、何度も引き上げようとするが、どうしてもあがらない。
それを傍らで見ていた仏様が、そっと自分の指で後ろを押してあげた。
すると荷車は、スッと抜け出し若者はそのまま進んでいった。』


という話で、若者は仏様の力のことは知らずに、自分の力で抜け出したと思っています。


それが本人の自信となり、成長につながる。


ということを教える話でした。

『このように保護者の方々は、そっとさりげなく後押しをしてあげてください。』

と保護者の方々に伝えたそうです。


『うーん』

と思わず考えます。


この見返りを求めず、本人の成長のためには、完全に黒子に徹する。

できそうでなかなかできないことだなと思います。


『あの時に、自分が協力したからあいつはできたんだ。』

『何も知らなかったあいつが、成長できたのは自分のおかげだ』

という思いがどこかにあり、いずれ

『あれだけのことをしてやったのに、何の見返りもない。しない方がよかったぐらいだ』

と、逆にマイナスにも考えてしまいがちです。


まだまだ自分も、他の人から教えてもらうことが数多くありますが、いつか自分が人に何かを伝えたり、指導できる時が来たら、この

『仏の指』

のようなことができたらと思います。


でも、難しい。永遠に無理かも…

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