栄高産業社内リレーブログ

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毎年、年末を迎えると一年があっという間だったと感じてしまいますね。

我が家の年末近くの恒例行事に娘の誕生会があります。
そのお祝いも小さい頃に比べたら、やはりおとなしくはなりましたが、家族一同がそろい昔話に花が咲きます。

実は娘が生まれた17年前に、ある忘年会に出席していて飲み歩き、携帯などない時代ですので夜明け近くに帰って、何時間も前に生まれたことを聞いたという何とも恥ずかしい想い出があります。

そのことを毎年々繰り返して私をいびる娘との会話も楽しい時間のひとつであり、もう年末かぁという気分にさせてくれます。

火曜日担当の工藤です。


そんな年末を迎えて、自分自身の今年一年を漢字一文字であらわすとすると

     『忙』

かなと思います。

まあ最近の忙しさがインパクトが強いからそう感じるだけかも知れないのですが…。
でも、ある意味というか絶対幸せなことですよね。

ただ、忙しいといっても本当に過密スケジュールなのか、単に要領や技術不足で仕事をこなし切れていないのかは、非常に重要な問題で考えさせられるところです。

忙しいとは心を亡くすとよくいわれますが、自分自身余裕がなくなると、人を想う気持ちがなくなり反省することも多々ありました。

そんな時こそ人様から受ける思いやりの言葉や行動は、本当にうれしいものです。

今年も振り返ってみると、やはり多くの人達に助けられ協力して頂いたなあと感じます。
その方々には感謝し、今度相手が困っていたら絶対協力するぞ!と考えますが、なかなか都合良くそんな場面に出会えません。

そんな時によく考えるのは、直接その人に恩返しをしなくても協力できるときに協力できる人に、その時できる限りのことをすれば、いずれまわりまわって自分を助けてくれた人に伝わっていくのではないかということです。

自分勝手な解釈ですが、そういった『思いやり』や『気持ちの豊かさ』ということがこれから先はもっと重要なことになっていくことでしょう。


この『栄高産業スタッフブログ』も、本日(29日)をもって平成21年の最後とさせて頂きます。
このブログによって、新しい出会いが増えたことに感謝するとともに、続けていくことの大事さと自信も教えて頂きました。
続けることができたのも読んで頂く皆さんのおかげでありスタッフ一同感謝申し上げます。

新年あけましてのブログスタートは6日からとなります。

今年一年お世話になった皆様方に厚くお礼を申し上げますとともに、来たる平成22年も皆様方におかれましてなお一層良い年でありますよう祈念いたします。

ありがとうございました。どうぞ穏やかな新年をお迎えください。

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2009年12月22日

道路パトロール

最近の冷え込みは、やはり季節は冬か!と、感じさせます。皆さん体調管理には十分気を付けてください。
火曜日担当の工藤です。

現在弊社では、『道路維持工事』という県の工事を委託契約しております。
何の工事かというと、道路の巡回パトロールが主な仕事で、台風などの大雨時に災害が起きないように防災対策をしたり、災害が起きた場合は、早急に道路復旧を行わなければなりません。

弊社が担当している『県道北方高千穂線』は、宮崎県の北部に位置する日之影町にあり、急峻な山間を抜けている道路なので、ちょっとした雨でも落石などが起きやすく台風情報や天気予報が普段以上に気になります。

現在は冬なので、台風被害は考えなくて良いのですが、同じ西臼杵郡内に、日本最南端のスキー場の

『五ヶ瀬ハイランドスキー場』

が、現在営業しているような土地柄なので、道路の凍結や積雪による事故を防ぐということが現在の主な仕事となります。

先週の月曜日の夕方に、道路を管理している『宮崎県西臼杵支庁』より、早朝パトロールの指示が来ました。

午前7時までに、道路状況を報告しなければならないので、まだ辺りが真っ暗なうちから出勤し、担当路線をパトロールをします。

『道路の異常はありませんでした。』

と報告すると、

『わかりました。早朝からありがとうございました。』

と、担当の方から報告確認とねぎらいの言葉をいただきます。

その頃にようやく周りが明るくなり始めます。


そんなパトロールも一日くらいなら、『早起きは三文の得』みたいで気持ちもすがすがしいのですが、先週は冷え込みが結構続いたので連続パトロールとなり、なかなか大変でパトロール員を交代しながら対応しました。


ついに、土曜日と日曜日にも早朝パトロールがあり、私は日曜日にパトロールをしました。
結局、道路の異常はないまま無事に連続パトロールは終了し、ついでに近くの作業現場も安全パトロールをかねて確認しました。


建設業の仕事といえば、大型重機での掘削や大型ダンプでの土砂の運搬をイメージしますが、このように早朝誰も知らないような時間に道路巡回という目立たない仕事もやはり大事な建設業の仕事です。

管内の多くの路線をそれぞれ担当する業者が、災害や事故を未然に防ぐために昼夜を問わず走り回る。
これはこの地域に昔から根付いている

『助け合いの精神』

が、地域によっては悪者にされている『公共工事』にも、このようにキチンと残っているからこそできることだと思います。

私自身、走れて当然、障害物がなくて当たり前と思いながら走っていた道路にも、見えないところでの苦労があるおかげだなと改めて考えさせられました。

ありがとうございます。

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2009年12月15日

村祭り

今週より現場にも入ることになり、忙しさが倍増しそうな気配です。
年末に向けて、皆さんも健康管理に十分気を付けてください。

火曜日担当の工藤です。

先週末の土日は、私の住んでいる地区(バリバリの山間部です!)で、毎年恒例の祭りが行われました。
小さな町の中のそのまた小さな村祭りですので、メジャーな祭りとは賑やかさではとてもかないませんが、数少なくなった夜を徹して神楽を奉納する『夜神楽』を、多くの方の協力を得ながらも今なお続けている自負が村全体にあります。

私が小さい頃は、正月以上かも思える年間の一大行事で、多くの人が集まり、いつもは静かな山村がこのときばかりは真夜中だろうが朝方だろうが、太鼓が鳴り響き、多くの人が夜神楽を見ながら酒を酌み交わすという、ある意味別世界をも連想させる奇妙なワクワク感が大好きだったことを思い出します。

現在は、あの当時と比べても神楽の舞い手も少なくなり、優雅さや華やかさが連想される神楽ですが、それを継承していくことは非常に厳しくなってきており、もう無理かも…という話は、何年も前からでています。
それでも先人達が積み重ねた歴史を何とか守ろうと、みんなで踏ん張っています。
でも子供達も少なくなり、祭り自体のワクワク感も今の子供は昔のようには感じないかも知れないと思っていました。

いざ祭りが始まり、神社から御輿を神楽宿まで担いでいくと、小学生の集団が大慌てで、はしゃぎながら私たちが小さい頃していたように御輿の下をくぐり、近くで眺めていた高校生の女の子達も、笑いながらもやはり御輿の下をくぐる。

そして、神楽宿でも神楽の合間の餅まきに子供達が殺到し、面をつけた舞に怖がりながらもしっかり見ている。

その様子を見たとき、もしかしたら神楽や祭りというのは、その昔娯楽が少なかった時代に、せめて一年に一度くらいは子供達を楽しませてやろうと考えた大人達の気持ちなのかもとも考えていました。

夜を徹した神楽も終わりに近づき 『天照大神』が、岩屋の中から姿をあらわされるという舞の中で、地元の幼い子供がその神様に扮し、岩屋の中から出てきて舞を披露するという神楽をしましたが、そのわずかな時間の舞にもかかわらず、20時間を超える神楽の中で最高の拍手と喝采をいただきました。

確かにその神々しさは、まさしく『感動』であり、最高の締めくくりができました。


ちいさな田舎の山村ですが、引き継いでいるつもりはなくても、風土が、地区のつながりが、そしてそこに生きる人達のひたむきさが、先人から子へ孫へと歴史を繋いでいくのかなと思います。

昔からのしきたりを続けていくのは、何かと厳しくなってきている現在ですが、何かが伝わるこの『祭り』は、大事なしきたりとして続けていきたいと思います。

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2009年12月08日

ミクロの現場

先日の日曜日には、久しぶりに行事がなく家での農作業に精を出していました。

火曜日担当の工藤です。

我が家では夏野菜の茄子を栽培しており、今は収穫を終えて片付けをしなければならなくなっています。

ハウスの中には、支柱が立ててあり、茄子を支える吊りひもも何百本と下げてあり、そのひもに茄子の枝?がテープで留めてあり、今日一日で終わらせなければいけないため

(う~ん、どこから始めよう?)

と、悩んでいました。

作業員は、自分達夫婦と母親の3人ですので、いかに効率よく作業を進めたらいいか考え、まず工程会議を開きます。

『あそこから始めるか? それともまずは下側から片付けるか?』

と色々提案する私と

『そんなことより、まずはひもをはずさんといかん』

とさっさと作業を開始する家内。


下に落ちている竹杭を、せっせと集め始める母。


『お~い、工程会議はなしか?』
と、しぶしぶ作業を始める私。

久しぶりにする農作業は、普段の建設業の仕事のように大型重機で山を削る。
というような大がかりではなく、ほとんどが手作業の地道な仕事です。

だからこそ、段取しだいで早くも遅くもなります。

一列ひも外しをしながらも、もっと効率の良い方法はないか?と考え、いろんな道具を使ったり、やり方の工夫をしながら進めていくと、こうすれば楽だとか、こうした方が早いということが多々あります。

時折3人で集まっては、あーだこーだといいながら効率よく進めていく手順を話し合います。

それでも夕方近くになると、

(こりゃ、終わらないかな?)

と焦り始めます。


いよいよ暗くなり母親の
『もう暗くて見えないからやめよう』

という言葉に従いそうになりながら、そこは土建業。

『いや、ここまではやっておかないと後が困る!』

と、懐中電灯を取り出し1人でまた作業を開始します。


なんだか現場に出ていて

(なんとしてでも今日中に仕上げなければ!)

と、はまった時の気持ちで1人、土建業モードになっていました。


おかげで結構遅くはなりましたが、終わらせることができすがすがしい気持ちです。
やはり、終わらないと思える工期を終わらせたという達成感かな?

こんな『ミクロの現場』でも、建設に当てはめてしまう…。

どっぷり土建屋さんでしょうか…。

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2009年12月01日

やられた!

子供の高校でも学級閉鎖の声が聞かれ始め、修学旅行を前にみんなピリピリしています。
皆さんインフルエンザ予防を徹底しましょう。
火曜日担当の工藤です。

先日の日曜日に、昨日のブログにもありました『株式会社源太』の落成式に出席しました。

前回も書いたように源太新築工事の後半に、少したずさわることができた自分としては、落成式開始前に周囲を(あの時はこうだった、ここはこうだった)と思いながら回っていました。

工期間近の時のバタバタした状況や気持ちの焦りを思い出すと、

(もう建築現場はこりごり…。もういいです。)

と思っていましたが、いざ落成式が始まり賑やかに歓談しているときに、源太のオーナーでもある栄高産業の会長から、

(ようやってくれた、ありがとう)

という言葉をもらったとき、理不尽な要求?に頭を抱えていたことなどきれいに忘れ、あたかもここの建築現場の責任者のような気持ちになり、やっぱり

『モノができあがる。』

ということはすごい、また機会があったらやってみようか!?

というような気持ちにさえなっていました。(う~ん、会長のマジック?)


そんな時、同じテーブルに着いておられたコンサルの先生が、

「ようやくスジが通り始めたかな?そのがんばりをあと3年続ければ一人前かなぁ」

と手厳しいお言葉…。


最近の忙しさは身体と気持ちにこたえていて、(あ~もう限界…)という気持ちでいたし、
他からの『がんばれ』という言葉さえ苦痛になっていたのですが、
なぜか逆に

(なるほどまだ伸び代があるのかも? なら、あと10㎝、いや3㎝でも伸び代があるのならやってみようか)

という気持ちになりました。(あくまで気持ちですよ…。)

先生、励みのお言葉ありがとうございます。


その後、式も終わり間近となり会長夫婦がステージに上がられ、マイクを持って歌の披露がありました。

『あっても苦労、なくても苦労…  いくつになってものぼり坂』

と、専務(奥様)をつれての熱唱。

歌が進むにつれ、感極まって歌えなくなる会長、そしてそれを優しく支える専務の姿をみると、
御二人の苦労はけっしてわかりませんが、


それを乗り越えたからこそ今がある。


という気持ちが、こちらにもグッと伝わり

(やられた!)

という気持ちとともに、おおいに感動させられました。



いろんな人の想いが、結集して完成した この『源太』


その創り上げる過程の一部に参加できたことを本当に感謝しています。

ありがとうございました。


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