栄高産業社内リレーブログ

最近のブログ記事

記事カテゴリ

最近のコメント

Loading....

2011年04月25日

ひなたぼっこ

 先週も雨が少ないことを書きましたが、あれからもまともに降らず見慣れた山々を見ると、『立ち枯れ』のようになっている木を何カ所も目にします。
米の作付けを極力遅らせるようにと自治体からの連絡があるほど深刻化している状況にあると、やはり人間は自然の中で活かされていると感じます。
月曜日担当の工藤です。

先日、G課長と車で国道を走っていた時
『あれ、なんけ?世話ねえと?』
という声で横を見ると、横の細い道路におばあさんが横たわっています。

『寝てるのかな?それとも…』
『ええい、行こや!』

少し通り過ぎて、道路脇によけUターンするタイミングを計っていると、私達の少し後にやはり同じように路肩によけた赤いスポーツカーの県外ナンバー車がいて、私達がUターンすると、追いかけるようにUターンして私達が止めたその少し先に、また同じように車を止めていました。

車の中から見ると、そのおばあさんは少し動いているようにも見えます。

『よし!行ってみるわ』
私が恐る々(?)近づいて
『あの~すいません…大丈夫なんですよね!?』
と声をかけると

ハァ?という感じでむっくり起き上がり

『えらい日和がいいもんじゃき、ひなたぼっこしよったつよ!アハハ』

という元気な返事に『すいませ~ん…失礼しました~』

とホッとした気持ちで車に乗り込むと、それを見届けるように先に止めていた赤いスポーツカーの女性も車に乗り込みました。

『勘違いさせんな!』
わざと悪態をつくG課長ですが、やはりなんでもなくて良かった!という顔をしています。

無事であることが当然ではあり、不謹慎ではありますが見知らぬ人と同じ気持ちを共有できたことがなんだかうれしいような気持ちにもなりました。

そういえばあの日は、人目もはばかれずについひなたぼっこをしてしまうような、ぽかぽか陽気の気持ちいい天気であったなあと思い出されます。

ありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。どうぞクリックをお願いします。 
▲このページの上に戻る
2011年04月18日

経営計画発表会

 もう雨らしい雨が降らなくなってどの位たつでしょう。
水不足があちこちでいわれていますが、自分の地区でも田植えができるだろうか?という話が出ていますし、実際種まきさえその時期を決めかねています。
建設現場においてはありがたい晴天ですが、農家のせがれとしてはまとまった雨も複雑な思いで待っています。
月曜日担当の工藤です。

土曜日の夕方に旬鮮工房『源太』で、弊社の23期経営計画発表会が行われました。
それまでの準備には、毎年の事ながら大変で、社内の人間とはいえ多くの人の前で発表するということはやはり緊張してしまいます。

イメージとしては、今年はこうなりたいとかいろんな事をしてみたいということが何となくありますが、それを皆に伝える形に整えて言葉や映像で伝えるということは、「何がしたい。」ということを明確にしなければならず、理想は考えながらも今を取り巻く環境と合わせ考えながら、具体的に表すことができなければ何も伝わらないという難しさを感じていました。

自分たちの発表のあと、会計事務所の先生より目標管理の講義をして頂きましたが、最後に

『倒産の最大原因は問題の先送りです。』

といわれた時、まさにこれが核心かと自分を振り返り考えさせられました。

そして最後の締めのあいさつに会長が立たれ、正直『恐ろしさ』を感じながらそのあいさつを聞いていましたが、よく聞かされる創業者の先代の話は、まさに裸一貫であり、よくいわれる景気のせいとか、行政が悪いなどということとは一切関係なく事業を発展させていったその強い実行力は仕事の原点という気がして感じるものがあります。

皆に知らしめる数値と行動の目標。
方向性や意識を統一するために、もちろん必要です。
そしてそれを必達目標として実践して行くには、強い実行力がなければ達成することができず、映し出されたプロジェクターからの数値目標が、その電源を切ると何も残らないのと同じようにただ映し出されただけの目標になってしまいます。

終わってホッとしたような気がするのは、人前での発表が終わったからだけで、本当に緊張しなければならないのはこれからです。
ありがとうございました。

ブログランキングに参加しています。どうぞクリックをお願いします。 
▲このページの上に戻る
2011年04月11日

組織作り

 東日本震災で被災した地域で人命救助活動を続けてこられた渡辺さんが11日から復帰されるそうです。
簡単にねぎらうことすら、はばかれそうな気がしますが、無事に帰ってこられた事をうれしく思います。
月曜日担当の工藤です。
 
その渡辺さんのブログを読ませて頂くと、組織編成の難しさを考えさせられます。
 
被災地に集まった方々は、なにかの力になりたいという高い志で集まった方々ですので、みな意識の高い人の集団だと思います。

目的はほぼ同じでも、そのやり方に意識のズレや思いの違いがあり、みなで力を合わせようとした時にその意識のズレで組織としての力が発揮できなくなり逆に力を弱めることになってしまう。
 
会社組織においても目的・目標・方法・意識を同じようにすることがもっとも大事なことでありそれが出来た組織は何者にも負けない強さを持つことになるでしょう。
 
個人の力をより強くしようとして個人が集まったのが組織であり、そしてその組織がまとまらないのは個人の集まりだから、という単純でありながら難しいことを考えさせられました。
 
ある意味ショックを受けた渡辺さんのブログで、いろんな事を考えさせられまとまらない文章になってしまい申し訳ないです。
 
▲このページの上に戻る
2011年04月04日

4月になり

 4月に入ったというのに朝の寒いこと。
昼間との温度差が激しいので、皆さん体調管理に注意してください。
月曜日担当の工藤です。

娘がこの春より進学することになり、親元を離れて生活します。
その道に進むことを目標に努力を重ねて念願が叶い、多くの方々からお祝いの言葉を頂くとやはりおめでたいことなんだと思いますが、一度も親元を離れた生活をしていない娘の日々進む荷造りを見るにつけやはり寂しさを感じています。

あれもいるよね。これも必要だ。と一生懸命『追い出す』段取りを複雑な心境でしていますが、それで紛らそうとしているのかも知れません。
まぁ、あとできることは、いつでも気楽に帰ってこられるように準備を整えて待っているだけです。

新たな目標を持ち新しい環境に飛び込むわけですが、今までの多くの出会いを糧とし、更に飛躍してくれることを願います。
(自炊だけど大丈夫!!…かな?)

そしてやはり、目的をもって今までの環境を変えるということを勇気ある行動で行っている渡辺さん。
現地でしか感じることのできないであろう心境が文章の中から伝わり、私達の想像を超える状況であることが間接的ながら感じることができます。

まだ寒い日があるかと思います。どうかもっとも大事な自分の身体を大切にしてください。

ブログランキングに参加しています。どうぞクリックをお願いします。 


▲このページの上に戻る
AX