栄高産業社内リレーブログ

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2009年07月30日

共通点

26日(日曜日)、雨の降る中、地元日之影町の消防漕法大会が行われました。

以前ブログでも紹介しましたように、日之影町の消防漕法のレベルは高く、特に我が第3分団の団員たちの漕法に対する熱意は、ハンパじゃありません。
昨年全国大会に出場した部の団員たちは、去年の結果に恥じないように、4月から練習を行い一生懸命頑張っている姿をみると頭が下がる思いになりました。
他の部の、団員たちも必死に自分たちの部の伝統を守ろうと指導者や、班長達に厳しく教えられてる
姿に、感動もし、可愛そうにも・・・・・
自分も第3分団長として、(がんばれ、自分に負けるなよ)何時もそう思い練習風景を見ていました。
仕事から帰り、疲れた体にムチを打ちながら、一生懸命になる3分団員達にはぜひ上位入賞してもらう事を祈っていました。

(また、今度の大会は楽しみだな~)
大会当日、朝起きて見るとかなりの雨が降っていました。

ながい期間、厳しい練習をしてきた団員たちの事を思うと

(足もとの悪い中では可愛そうだな~晴れればいいのに)
そう思いながらグランドにむかいました。

大会が始まり、どこの部も漕法がうまくいってない、雨の為にハプニング続きが目立つ
審査員をしながら我が3分団が気になってしょうがない、
(後は団員達の気持ちしだいだな)

3分団、団員達の順番が回ってきた、みんなの表情が緊張しているみたいで、見ているのも可愛そうなくらいだった。
「練習どうりやれば勝てるぞ、頑張れ」と
声をかけ審査にもどりました。

大会結果が出た
小型ポンプの部が優勝、準優勝、3位
積載車の部が優勝、準優勝
我が3分団が圧勝,本当にみんな良く頑張りました。

今度の日曜日、支部大会が行われるが最後まで頑張ってもらいたい。

漕法も、一人がどんなに技術があり頑張っても、他のメンバーがやる気がなく同じ目標に向かず、頑張らなかったら、絶対にいい結果はでないし、
団員達が気持ちを一つにし、協力し合う事で勝利を手にするものです。
同じ組織という共通点
仕事でもそうですね、全員で気持ちを一つにし戦うことが勝つ為の条件ですね。

何をするでも一生懸命やれば結果として残るし、人間としていい勉強になりますね。
(あ~俺もがんばろ)
 

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2009年07月29日

夏休み

夏休み真っ最中で
出勤の途中、子供達が朝早くから、出欠表を手にラジオ体操にいくのを見ます。

小さい頃、朝から晩まで真っ黒に焼けて遊んでいた、夏休みを思い出します。
家が海の近くなので一日中、砂浜周辺で遊んでいました。遠浅の入り江で3~4m下まで透き通って見えるほど、透明度が高く、砂を掘ればいろいろな貝がたくさんいました。それこそ、小学校唱歌にあった「われは海の子」そのものでした。

それが変わってきたのは、昭和30年代後半~40年代前半位だったでしょうか、いわゆる高度成長期に入り全国的に砂浜が消えていったのは。
私たちの所も例外ではなく、開発という名のもと、埋め立てられていきました。
(私がはじめて就職したのも日向市の竹島地区を埋め立てて作られた、広大な日向新産都市という名前の埋め立て地にできた新しい会社でした。いまはありませんが・・・・・)

幸い私の家の前の海岸は海浜公園となり、スポーツ施設などが作られ住民が利用できるようになりました。
しかし、団塊の世代を含め、我々、後半の世代にとっても、あの透き通った海と白砂は少年時代の夏休みの象徴です。

いま、環境問題や、エコが叫ばれています。開発と環境、大変、難しい問題ですが、後々、よかったといわれるようなものであってほしいと思います。

現在、延岡市から大分県境まで東九州道の工事が盛んに行われています。途中、須美江海岸、熊野江海岸と透明度の高い海と、砂浜が続いています。
東九州道が完成しても、この北浦海岸はいつまでも、このままであってほしいと、思いながら、各現場に行っています。

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2009年07月27日

カワイイの定義

記録的な豪雨で九州北部をはじめ
各地方で被害が出ているニュースが流れています。
被害に遭われた方、心からお見舞い申し上げます。

7月も、残り 今週1週間となりました。
暑さに負けず、頑張っていきましょう。
弊社は、今週末に社内の安全大会を開催します。
準備も実行委員会を中心に、着々と進んでいます。
安全大会の様子は、またこのブログでご報告させて頂きますね。

先日、ある方とお話をさせて頂いた中で
とても印象に残っている言葉があります。

「かわいいという言葉の本当の意味を知っていますか?
と、尋ねられました。
私は、外見はもちろん、内面(性格)も含めた愛くるしいことを
言うのかしら・・・と考えました。

すると、「かわいい」とは
【皮がいい】【皮膚がいい】つまり、皮が良く伸びる=笑顔がいい
ということなんですよ、と教えて頂きました。
女性にとって、かわいいことでいることは永遠のテーマであって
かわいい奥さんのもとには、どんなことがあろうと旦那様は
仕事から楽しみに家庭に帰ってくるそうです。

『久美さん、いつまでもかわいい奥さんでいてくださいね。
それが夫婦円満の秘訣ですよ!』と、アドバイスをくださいました。

うーん、深いいお話・・・

主人と私は、
「旦那さんと奥さん」、「社長と部長」、「パパとママ」・・・という風に
TPOに応じて、その場でさまざまな役割の変換を繰り返します。
家庭でも、仕事でも四六時中、顔を合わせているのに飽きないのは
このお陰様かも知れませんね。

今日のブログをご覧になっている女性の皆さんへ・・・
【かわいい女性】であり続けるために、皮の伸びをよくして
笑顔を絶やさずいきましょうね。

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2009年07月25日

一人一人が営業マン

ブログを書き始めて、1週間が本当に早いと感じている、土曜日担当の【SHU】です。

先日書いた、と思ったらもう当番の日が回ってくる。

当番とは、「番が当たる」と書いて当番、「私の番が来た」と「大変だ!」と思うのか「よし、やってやるか!」と思うのかはそれぞれの考え方、思考パターンなのでしょうがないと思うのですが、私としては後者のように前向きなとらえ方になりたいと常々思っています。(全く出来てませんけど・・・)


当社の仕事は建設重機専門の会社ですので、一台の機械に一人の専属の運転手(オペレーター)が乗務し、方々の現場で毎日作業しています。

ですので当社の商品とは、一番は運転手(オペレーター)の技術です。

機械の乗務はそう簡単に会得できるものではありません。
人間が機械を自分の手足のように扱えるようになるには、かなりの時間と経験が必要です。
それと誰に教えてもらったか、ということも重要な点だと思います。

そんな機械操作のプロ達が50人近くいて、毎日30箇所以上の現場で活躍しているのですが、私は常々そのプロ達に


「一人一人が営業マン」


とよく言います。

私たちは技術屋ですし、技術を認められて安心、信頼となるからです。


ただ、どんなに最高の技術を持っていても、態度が横柄だったり、言うことを聴かなかったり、そんな対人関係をちゃんと成立できない性格だったりすると、マイナス点のほうが大きくなって、技術屋として認められません。


「技術は最高のものを持っているけど、うちの現場ではいらない」


と言われるのか


「技術はまあまあだけど、またうちの現場に呼びたい」


と言われるのかは、技術だけではなくプラスαのその人の人間性の部分が大きいような気がします。


究極の営業とは、「お客様に喜んで頂ける」ことだと思います。

その喜びが、また喜びを連れてきてくれる。

「一人一人が営業マン」

「頼まれごとは、試されごと」・・・「人の予測を上回ること」(中村文昭氏語録)

頼まれた仕事の中で、ただ単にその仕事をやるのか、そこに相手のことを思って心遣い、気遣い、思いやりを持って仕事をするのか、同じ仕事をして相手に感動を与える仕事が出来たならば、それが最高の営業になると思います。

難しいことかも知れませんが、そのように私自身、また私たちになれるように精進したいです。



今週も【栄高ブログ】読んで頂いてありがとうございます。
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2009年07月23日

十六歳の夏

今の暑い時期に何時も必ず思い出す事がある。

それは甲子園という大きな目標を持った、高校球児達の熱い戦いです。
宮崎県内でもいよいよ、強豪チームが8強決まった。どの高校が甲子園に行ってもおかしくない試合をする事だろう。
私も、高校時代甲子園を夢見た球児の一人でした。
中学時代から野球が好きで、ある私立高校に野球部監督の推薦で進学し、念願の野球部へ
私は背が高かかった為か、
監督が
「佐藤、ピッチャーをやれ」
考えてもなかった言葉に嬉しくて
本当に、この時に甲子園を目標にしました。

でも、ピッチャーになるための練習はハンパじゃなくきつかったな~
ボールを握ることなく、毎日、毎日、大型トラックのタイヤをロープで縛り体に巻き付けて、引っ張って走らさせられるだけで、喉が渇いても水分をとられない時のきつさは、忘れられないです。
でも、どうしても喉が渇いた時は、監督や先輩達に内緒で、隠れてグランドの横の田んぼの溜まり水を飲んだものでした。
結構、田んぼの水も美味しいですよ、泥臭いですけど。(笑)

今は、水分を十分とりなさいという時代なのに・・・・・・

ちょうど今頃でしたね、
我が校が、宮崎大会を優勝し、甲子園の切符が取れて、ますます、ハードな練習が毎日のように続く中、
ある日、どうしてもきつくて呼吸が出来なくなって、宮崎医科大学病院で検査したのですが、

両親もいる中で、検査の結果、心臓右心房不整脈と判断、信じられなかったですね。
医師からは
「野球は辞めなさい、続けたら・・・・・」といたい一事
テレビのドラマでよく見られる光景のようにショックが大きくて、
一瞬にして夢も目標もなくなりましたね。

この日は、延岡学園高等学校が初の甲子園での初試合の日でもあり、結局私は病院のベッドで、涙しながらの応援になりました。


ベッドの中で
(俺から野球を取ったら何が残るの・・・?)と親にも怒った事もありました。


病気が原因で、野球を辞める事になり、夢も希望も失うことになった私
強い自分だったらと後悔もしました。

この暑い中、グランドで汗と土ぼこりで真っ黒に汚れ、甲子園への目標に向かって熱く戦っている球児の皆さんの、健闘を祈ります。

ちなみに、まだ勝ち残っている我が母校、我が後輩、延岡学園ナインがんばれ。




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2009年07月20日

見て見ぬふり・・・

暑い毎日が続いています。
休日は子どもたちとプールに水を張り、一緒に水遊び。
子どもと共に夏を満喫中です

今週も、夏バテ知らず 元気に頑張っていきましょう。

我が家は、4年前に購入したマンションで暮らしています。
約50世帯の家族が入居されており、若い世代からご高齢の家族まで
さまざまな皆さんがお住まいになっています。
マンションはエントランス、ロビー、中庭、駐車場など入居されている
皆さんと共有して使用する場所がいくつかあります。
そのため、お互いにモラルを持って大切に使用することが大前提です。

大人は、そうしたことは当たり前のこととしてわきまえているのでしょうが
育ち盛りの、元気の良い小学生、中学生にはまだまだ楽しく遊ぶことの
ほうが先で思わぬ失敗を招いてしまうようです。
数ヶ月前から、子どもたちが柵を曲げてしまったり、ガラスを割ったり・・・と
いくつか問題が発生していました。
我が家にも子どもがいるので、遊ばせたりするときには迷惑をかけないよう気を付けないといけないなー、と思っていました。

先日、ある雨の日のこと夕方、仕事を終え子どもと帰宅すると
小学生数名がロビーにて野球らしきことをして騒いでいました。
ロビーに置いてあるソファーのクッションをミット代わりに使い
ガラステーブルに足を上げ大騒動。

「ちょっと、君たち!何をやってるの!
今すぐ、元の通りに片づけなさい。こんなところでする遊びではないでしょう。」
小学生は黙ったまま、片づけを始めました。

夕方、マンションの住人の出入りが頻繁である時間帯に皆さんは
何も注意されなかったのだろうか・・・と首をかしげたくなる。
現代が、他人に対して無関心になったとはいえ
子どもたちがケガをする前に、事故を起こす前に未然に注意してあげることが大人の役目なのではないでしょうか?

“やっかいなことには関わりたくない・・・”
そんな時代を作ってしまった大人たちが、
今の子どもたちの暴走を止められずにただ、見て見ぬふりを・・・

「こんな社会でいいのかしら?」と
我が子が、これからの社会に巣立とうとすることを思うと母親としては
少々不安になります。

子どもたちの待ちに待った、夏休みが始まりました。
どうぞ、健全に子どもたちの楽しい思い出がたくさん作れますように・・・と
母は心から願います。
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土曜担当でしたが、とうとう日曜日になってしまいました。

「少々、お待ちを!」

と言いながら、かなり待たせてしまいました。
土曜担当、改め、日曜担当の【SHU】です。


最近、人前で話をする機会が多くなってきました。

でも、これほどいやなものはないですね!

私の場合、同じマイク持つなら、大勢の前で話をするより、いっそ歌を歌った方がまだいい。

歌の場合、何回でも同じものを練習できるし、一曲ならせいぜい3分。


でも話となると、そうはいきませんよね!

事前に何を話すか考えはするものの、そんなに練習ができるわけでもなく、結構ぶっつけ本番になって、いざ話してみたら、緊張してしまって、足が震え手には汗をにぎりながら、過呼吸気味になって胸が苦しくなってみたり、挙げ句の果てに頭が真っ白になって、話さなければと思っていたことの半分も話せなかった。


こんな経験、何度もあります。(特に披露宴の祝辞なんか)

でも懲りずに同じこと繰り返しています。


ただここに来て、初めての経験をさせてもらいました。
それは講演というかたちで1時間以上話をしろというのです。
それも先月と今月で2回も!

話す内容は、「あなたの会社の改善事例」です。
特に苦労したことのエピソード、どのように会社が人が変わっていったかの話をしろです。

先月は【宮崎県中小企業家同友会 県北支部 6月例会】で60人の前で
それで今月は師匠である戸敷先生の【7月とじき塾】で30人の会員企業様の前で

DSC00115.jpg
(話すために生まれてきたような、師匠の戸敷先生)

DSC00104.jpg
(歌っているわけではないですよ!超緊張している小生)

いや~、大変だった!

でも、勉強になった!


事前の打ち合わせから、下準備、練習、それに本番。
やった後の聞いてくださった方々からの感想。
本当にありがたい経験をさせていただきました。


何が勉強になったかというと、一番は今までを振り返られたことかもしれません。
私だけが改善活動を行った訳じゃない。全員でやってきたことであって、全員で作り上げたものなんだ、ということがはっきりと振り替えることができました。


ただただ社員の皆さんに感謝です。支えていただいた方々に感謝です。
(でもこれで改善が終わったわけではないので、これからもどうぞお付き合いくださいね!)


それと3回目の講演依頼も来ています。

10月15日、宮崎市において「宮崎県中小企業家同友会のフォーラム」で話せと言われています。


自分のため、会社のために話そうと思ってます。
聞いてくださっている皆さんに何か熱いものが伝わったり、少しでもがんばる勇気がわいてきたりしてもらえるなら最高です。(ちょっと言い過ぎかな?話すのだけでもやっとのくせにって感じですが、ま、それぐらい熱い気持ちでということで)
そのためにはもっともっと元気を出して、もっともっと勉強してがんばっていこうと自分に言い聞かせている次第です。


人前で話をすることは、苦手で好きではありません!

でも、逃げてばかりもいきません!

結局しなければならないのならば、前向きに挑戦してみよう!

嫌々やるも、自分の修行だと思ってやるも、やることには代わりはないが、その後の進む方向と質が変わってくるように思う。


何事も挑戦だ!!





今週も【栄高ブログ】読んで頂いてありがとうございます。
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2009年07月18日

少々、お待ちを

おはようございます。

土曜日担当の【SHU】です。

昨日、子供を寝かせつけてからと思ってましたら、そのまま爆睡!

ここのところの寝不足がたたったみたいです。

再度今日中にアップしますので、それまで

「少々、お待ちを」 (「もう中学生」風に



それでは、お仕事してきます!
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2009年07月16日

適切な指示

今回は、沢山の出来事があり、どの棚の引き出しから出すか迷っています。
先週、現場で昼食時間になり車を日陰に止め、可愛い嫁さんの愛妻弁当を食べようと思い
車の中から出そうとしたら無い事に気づき
(え~おかしい)
よく、考えたら
(やべー  玄関に忘れてる)
と思い出し、角の出た嫁さんを想像した。(帰ったら怖い)

そう言う事で、ある一軒のラーメン屋に入った。
辺りを見ると、お客さんは2、3人いただろうか
その中で一人の店員さんに気づいた。
年のころは50歳位の女性の方で、
何をしていいかわからないようで、ぼーっとしている。
ピーンと来ましたね。

(今日は初仕事だな)

ラーメンを運ぶ姿も、あぶなかしい、運び終えたら又、ぼーっとしている。
一杯のラーメンをすすりながら、どうしても店員さんの仕事ぶりが気になる。
他の店員さん達は、忙しそうに仕事しているのに・・・・・
誰か
(初めての仕事だから、ちゃんと指示すればいいのに)と
考えていた時に、店長さんからの指示で
「ライスを一杯、向こうのお客さんにお願いします。」

(お、指示がでたぞ~)と見ていると
返事は良かったものの、違う方へ向かわれた

(えーライスのある場所も聞いてないの?)と、思い
だんだん店員さんの事が不安になり、ラーメンの味さえわからないまま完食しました。

何か、私がおしえられたようなきがした
現場での重機オペレータの人たちに作業指示が明確に出来ているのか、又、運転手のみなさんに安全運転教育等に対しての指示が明確に出来ているものなのか・・・・・・・
考えさせられた。

また今度ラーメン屋さんに行った時には、店員さんが仕事になれ、バリバリ仕事をしているのを、見たいものだ。
愛妻弁当は食べられなかったけど、いい勉強になった昼食でした。
ブログを書くようになって、何気ない出来事がいろいろ勉強材料になりますね。

店員さん頑張ってください。そして、本当に有り難う。






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2009年07月15日

青島にて・・・

梅雨があけた、とたん猛暑ですね。
水曜日の男   金丸です。

先日の日曜日、珍しく関西からお客さんがきました。
今、はやりのチキン南蛮を食べて、日南海岸というので、案内がてら、青島、日南海岸にでかけてきました。
ながいこと青島方面には行っていません。

行ってみて、愕然としました。
日曜日なのに駐車場はガラガラ、閑散としていて人通りがありません。(暑かったからかなー?)
みやげ物屋さんもシャッターを降ろしている所が多く、建物もサビがでていたりペンキがはげていたり・・・・

少年時代の青島やこどもの国はあこがれでした。
子供会や親子会での旅行で青島というと前の日から眠れないほどの楽しみでした。(今でいう ディズニーランドへ行くのとおなじ位ですかね。) それが・・・・
自分の持ってたイメージと現実とのギャップに驚き、(そういえば、青島の再開発の話を聞いたなー)
世の中の移り様に、自分の生きてきた時間を見せつけられたような気がしました。

少しずつ、変わっていく時代、平々凡々と生きてきて、自分は変わってないように、思っていても、見渡せば、周りが変わっている、気が付けばいつの間にか、先輩がいなくなり年下の人が多くなる、自分では若いつもりなのに、いつの間にか・・・・・・・

私たちの会社の中でも、変革、改革、生き残り、という旗印のなか、新しいシステムや業務ができて (このブログもですが・・・)  変わってきつつあります。
世の中の変化についていくためにも、こだわりを捨て、新しい考え方や、新しい方法、を受け入れる柔軟な気持ちを持ち、変化に対応できる自分にならなければ・・・・・・・

そう、思った一日でした。


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2009年07月14日

日々是精進

先日福岡に出張して、1泊した時のことですが
少し離れたところに住んでいる息子に会いに行きました。

(始めて乗る地下鉄か、それとも電車にしようか?)

などと考えながら、博多駅に向かいましたが、田舎者には右も左もさっぱり…。

(タクシーにしようかな?)

一瞬思いましたが、せっかくのチャンス(何の?)だから、自力で行ってみよう!と思い、外の景色がわかるバスに決定。

案内係の女の子にと聞くと優しい声で
『あー乗り換えですねぇ。』と言われました。

(はぁ、福岡で乗り換えかよ!?)

と思いながら、不安な気持ちでバスに乗り込み入口近くに座り、乗り換えのバス停を聞き逃すまいと必死に運転手の案内を聞いていました。

でも声が小さく、ボソボソといった話し方でよくわからず、ますます不安になります。
さらに他の人のバス賃の支払いを見ていると、携帯電話かプリペイドカードのようで、ほとんど現金支払いの人はいません。

降りる際に、『バス賃はここですか?』の問いに、無言でうなずかれ

(都会は冷たい…)と、早々に降車。

そして次のバスに乗り換えると、今度は元気な大きな声で

『このバスは○○方面です。どこどこのバス停に止まります。急ブレーキにご注意ください。』

とアナウンスをされ、それ以外にも降りる時や、乗り込む時の案内がていねいで、先ほどと違い安心して乗っていられました。

思わず降りる時に『ありがとうございました。』と言って降りた私。


この二人の運転手さん。


比べると時間通りに運行して、運転もていねい、アナウンスも声の大小はあっても一通りやっている。
確かに、規則通りでしょう。

でも、乗った感じは全然違います。

この差は…?

思うに『プラスアルファ』の差かなと思います。

後者の運転手さんは、おそらく自分の仕事に誇りを持ってハンドルを握っているのだろうと思います。
その誇りと、お客さんへの気遣いから、あのように自然な対応ができるのでしょう。

自分とは職種が全然違いますが、やはり私達も『相手』がいて成り立つ商売です。

『ちゃんと決められた事はやったから…』

『うちの作業範囲はここまでだから…』

と、規則・決まり事だけを並べていないか…?

間違ったことはしていない二人の運転手さんの対応に出会い
『プラスアルファ』の大切さと難しさを感じました。

お客様あっての私達。
今後は更に技術と同時にそれらのことも磨く必要がありそうです。

『パワフル&ハートフル』

うーん、なるほど名言です。

 
そんな苦労をしながら、会った息子とは、30分位しか話す時間がありませんでした。

福岡に来て一年が経った彼は、仕事についての悩みも抱えているようです。

会うまでは、あれも話そうこれも話そうと考えていましたが、いざ会うと

『飯はちゃんと食ってるか?』
『風邪はひいてないか?』

とか話すのが精一杯。

いろんな言葉を待っているであろう息子とそれを言えない自分が腹立たしいやら…

目の前にハードルが出現し、それを乗り越える意味を見いだせずにいる息子に対して、乗り越える意味を伝えきれないながらもせめて

『それを乗り越えたらまた違う世界が見えてくる』

ということを伝えたいけど、うまく言えない…

父親修行中です。

息子よ、修行させてくれてありがとう。
 



 


 

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2009年07月13日

もうすぐ夏休み

先日、我が家の次女が“夏かぜ”にかかりました。
3日ほど熱が下がらない状態で心配しました。
今日は、元気に回復して一安心
皆さん、体調はいかがですか?
今週も元気にスタートしましょう!

我が家の小学校1年生の長女は今年、初めての夏休みを迎えます
私たちも親として、初めて子どもと迎える夏休みとあって
なぜかドキドキワクワクしています。
自分たちの子どもの頃を思い返してみると長い長い夏休み・・・
と思っていても、あっという間に終わってしまうのが不思議な夏休み。

自分の反省をこめて、我が子にはできるだけ有意義な夏休みを
過ごしてもらいたいな・・・と思います。
とはいうものの、平日は私たちは仕事なので近くの児童館を利用することに
しました。
先日、その児童館の【夏休みプログラム説明会】に参加してきました。

この児童館は、保育園が母体となっていて我が子達は幼少時から
この保育園でお世話になっていることもあって、先生方には信頼感も
あり、安心してお願いできる環境です。
今年の夏、この児童館は1年生~6年生まで総勢84名の子ども達が利用されるそうです。
毎日、さまざまなプログラムが組まれていて
美しい日本語に親しもうと落語家の先生をお呼びしての「落語教室」、
自分たちで昼食やおやつをつくる「手作りクッキング」、プールに出かけての「水泳教室」、
1泊2日でいく「教育キャンプ」etc・・・
説明を聞いているだけでもワクワクしてしまうプログラム。

もちろん、我が家も児童館だけに夏の思い出を頼っていてはいけない!と
家族会議をしました。
まずは、長男は恐竜大好き少年なので宮崎県立博物館で開催中の
「恐竜ワールド2009」へ出かけることは決定しました。
これ以外にも、祖父母を誘ってどこかへ出かけようと思います。
もちろん、夏の定番、川遊びやバーベキューもする予定です。

主人も私も【夏休み】という響きに子ども達より、はしゃいでしまっているようですが
皆さんのご家庭ではいかがですか?
子ども達にとっても、家族にとっても楽しい夏休みの思い出がたくさんできますように・・・
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土曜日担当のSHUです。

今週は一年前に起こしてしまった弊社の死亡事故のことばかり書きまして、読んで頂いてる皆さんには誠に申し訳ないと思っております。

この事故のことをブログに書いていいものかどうか、私たちの中でも賛否両論ありました。ましてや自分たち建設業にとって自社の死亡事故のはなしを載せるということは、自分で自分の首を絞めかねないことです。
建設業にとっては絶対にあってはならないことであり、いったん起こしてしまうと直接仕事の受注にかかわることです。
私自身大変悩みました。
ですが、この事故を通して私たちが経験したこと、考えたこと、また克服してきたことを、

これを読んで頂いてる皆さんの会社には絶対に出させてはいけない

という思いから「皆さんにお伝えした方がいい」と覚悟を決めました。


正直なところ、この一年はきつかった。
特に事故が起きてからの3ヶ月は寝られなかった。
日中の仕事をしている間は、「きつい」「つらい」と言ってる暇はなく、遺族の方との対応、事故処理の対応、また通常業務に追われていましたが、家に帰り夫婦二人だけの時間になると、自分たちのふがいなさ、また目標を見失ったことで

「これからどうしようか」

「責任とろうか」

「死んでお詫びしようか」

「二人で死のうか」

そんなことを言いながら、泣いた苦悩の日々を思い出します。




あれから一年!

どれだけの人から助けられたことでしょう。

どれだけの人から温かい言葉を頂いたことでしょう。

どれだけの幹部や社員たちのがんばりを見たことでしょう。


半端じゃないどん底を経験すると、人間は上を向くしかありませんし、ちょっとしたことでうれしさを感じ、感動を覚えることが多くなりました。

弊社の社員は全員でよく頑張ったと思います。
あれだけの出来事をバネに、さらに強固な団結を持って進んできたと思います。



あれから一年!



来週14日の火曜日に、地元大手建設会社の安全大会に呼ばれています。
多くの協力業者も呼ばれます。
その安全大会の中で弊社が代表で

【優良事業所表彰】

を受けることになったと、そこの土木部長から私宛に直接電話をもらいました。

また【優良職長表彰】も2名が受賞することを聞きました。

土木部長が言うには

「現場責任者からの投票で、栄高産業が一番良い!と言う評価がでました」

なんと身に余るありがたいお言葉でしょう!

全員の努力の成果だと思います。

この結果に甘えることなく、感謝の気持ちをもってこれからも頑張っていきたいと思います。


亡くなったKさん。あなたのことは忘れません。
あなたは自分の命を呈して、私たちに命の大事さを教えてくれたのでしょう。
あなたは自分の命を呈して、私たちに全社一丸になれと教えてくれたのでしょう。
私たちはあなたの命を絶対に無駄にはしません。
天国で私たちを見守っていてくださいね。


 

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2009年07月10日

忘てはならない一夜

おはようございます。
毎朝、自分は本社のクレーン車庫で自家用車から営業車に乗り換え、四キロ弱離れた本社に

「乗り換えめんどくさ」

と思いながらも毎日出勤しています

しかし、本社のクレーンオペは朝早くに車庫から直接現場等に出勤していくので、連絡事項を伝えるのには、めんどくさい乗り換えも大事です。
毎朝、乗り換えの時、車庫の中に待機してあるクレーンを眺めていると、いつも思うのが16tクレーンの事故です。

16t№1は自分が入社して初めて新車の乗務させて頂いた機械です。自社のクレーンの中でも、一番年式の古い機械になってしまいました。
新車で購入してからは山間部などの困難な現場等で今もかなりの活躍をしています。

しかし、かなりの重大な事故等にも会い一歩間違えれば死亡災害が起きてもおかしくありませんでした。
昨年のダンプ事故と同様に林道からの転落事故です。
幸い軽い怪我ですみましたが、かなりの金額の事故処理費・修理代と修理期間がかかりましたが朝16tを見るたびに

『命あってよかった」

「直ってよかった」

と毎朝思います。
昨年のダンプ事故はお金ではどうにもならない大切な仲間の命を失ってしまいました。
事故当時、自分も事故現場に向かい谷に落ちているダンプを見るとダンプが木に引っかかっているだけの状態でした。

「なんじゃこれは」

と思い暗くなり足下の悪いながらもダンプのところまで行くと
同僚はハンドルと座席に挟まれてダンプから出られない状態でした。

「早くだしてください」

と苦しそうな顔して叫んでいる同僚に
ペットボトルのジュースを渡しながら、

「がんばんないよ」

と声を掛け消防団の方々と必死に救助活動をおこないましたが、周りは暗く、足下は自分ひとりで歩くのでさえも困難な場所で時間だけが虚しく過ぎていき自分の(無力さ)を思い知らされました。

やがて、熊本県のレスキュー隊が到着して特殊工具を使って救助活動がはじまりました。
隊員の方が同僚に

「大丈夫ですか!」

「頑張ってください!」

と声を掛けてて、同僚は

「早く」

と返事をしていましたが、自分が到着した時より明らかに、返事が弱くなっていました。

救助が進むうちに、同僚に隊員の方が毛布を掛けました。そしてやっとの思いで同僚がダンプの外に救出された時には意識がなく、隊員の方が心肺蘇生を行いながら担架で救急車までロープ等を使い、運ばれ自分も

(助かって)

と思いながら急斜面を這うように上がりました。
道路に上がっても、蘇生処置が行われながら救急車が現場を出発していきました。
後は落下したダンプのとこに戻り消防の方と火事が起きないかダンプがこれ以上転落しないか確認して現場を離れました。

そして家路に帰る途中に部長から連絡が入り落ち込んだ声で

「ダメじゃった」

と聞かされ全身の力が抜け、その日は眠れない一夜を過ごしました。
一年が過ぎても七月七日の事故を鮮明に覚えており、同僚の

「早く出してください!」

の声は耳からも離れません。
こんな悲惨事故をこれ先も忘れることは絶対にあってはなりませんし、事故を無くすには、この自分が体験し悔しくてたまらない気持ちをみんなに話して伝えて行くのが一番イイと思います。これからも事故をしない させないの気持ちを忘れず安全に努めていきます。
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2009年07月08日

特別な日

 人にはそれぞれ、思い入れのある特別な日があると思います。
うれしかった日、悲しかった日、毎年その日がくると特別な思いを持ちます。

7月7日、七夕  この日は我々にとって、特別な日になりました。

一年前の7月7日夕方7:30頃、その第一報は入りました。
おりしも、ちょうど幹部一同集まって安全会議の最中でした。 10tダンプが現場からの帰りに転落との事、同僚の報告する声もふるえて状況がつかめず、とにかく全員で現場に向かいました。

現場は左カーブの急な下り坂、現場に着くと道路は折れた電柱で封鎖され、谷の方を見ると杉の木がなぎ倒されていて、車がカーブを曲がりきれず直進したことが確認できます。

すでに近くの消防団の方達が救出のため下に降りていて、上がってきた人に状況を聞くと 「一本の杉の木で車がとまっている、運転手は意識もハッキリして返事もする、しかし、救出しようにも、ハンドルと座席にはさまって引き出せない。」

まもなく、レスキュー隊、救急救命車、が到着。 「早く助けてくれ」 皆、その一心です。
しかし、ただ一刻一刻と時間がすぎ周りが暗くなっていきます。「何しているんだ!」と叫びたい気持ちを抑えながら、ただ見守るだけ。
 
最新のレスキュー技術をしても、救出は難航を極め、タンカに乗せられ運転していた同僚が上がってきたときは11:30を過ぎていました。
長時間の圧迫で、意識はすでに無く、家族や周りの人の泣き叫ぶこえ、呼びかける声。 今でも、耳について離れません。
すぐ、救急車に乗せ熊本の赤十字病院へ搬送しましたが、祈りもむなしく、死亡が伝えられました。

あれから、一年  これから仏前に線香をあげに行きます。
そして、「二度とああいう思いをしたくない」 その気持ちを再度、胸に刻みたいと思います。
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2009年07月07日

言葉の力

少し前までは、子供のおかげで学校の役員を結構させていただきました。
会合や講演に参加することも多くて、自分が人前で話したりする経験を何回もできたのは、役員をさせて頂いたおかげだと感謝しています。

いろんな人の話を聞いてその話に共鳴したり、自分の話について批評されたりしている内に、『言葉の力』ということをよく考えていました。

用事を伝える『言葉』

ではなく『何か』が伝わる『言葉の力』

古来より言葉には魂が宿るという意味で

『言霊(ことだま)』

という言い方をされて来ました。


先週、延岡総合文化センターで行われた『中村文昭氏』による講演会でも、たった一人の人の言葉で、1,000人を遙かに超える人々に何かが伝わる。

計りようは無いけど、ものすごいエネルギーが伝わったと思います。
そして、何かが伝わった人たちが少しずつ行動を起こしたとしたら、それは目に見えた力となって広がっていきます。

そう考えると、改めて『言葉の力』、『言霊』ということの凄さを感じます。


そしてそれは大がかりな講演での凄さだけではなく
日常生活のちょっとした言葉、何気ない言葉でもある時は喜び、またある時は深く傷つく。

誉められればやっぱりうれしく、苦言を言われればわかっていても、悔しい思いになる。


『言葉の力』と考えたら、ある意味会話は『双刃の剣』であり『取扱注意』なのかもしれません。

相手の立場でものを言う。わかっていても感情が先に出て、『はぁ~』と後悔の繰り返し…まだまだ修行が足りません。

輸送課で、我が社の親会社であります佐藤工業生コンにセメントを運ぶ運転手さんがいます。

ほぼ、毎日事務所に寄るので、本社と営業所の書類や荷物も届けます。
その運転手さんが、事務所に来た時にカウンターの上に飾ってある造花の花を見ながら

『この花はきれいじゃねぇ、まるでここの事務員さん達みたいじゃ。いつまでも綺麗じゃもんねぇ。』

とサラリといいました。

私は、冗談ぽく言ったその言葉よりも、その一言で事務所の中がワッと明るくなったことに驚きました。

使い方次第で、毒にも薬にもなる『言葉の力』

それを薬として使った時の、典型的な例を見せてもらったようです。

さすが年の功。


おっとこれは失言でした。

ごめんなさい。

 
でも教えてくれてありがとう  木原さん。
 

 

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2009年07月06日

あれから1年・・・

昨日、子ども達が玄関先にセミがいたよと大騒ぎ
夏が来ましたね。【EIKO BIG SMILE KUMI】です。
元気いっぱいに始めましょう

この1年・・・
私たちはあの日の出来事を胸に毎日を送ってきました。

2008年7月7日 起こしてはならない大惨事
現場からの帰り、ダンプの転落事故

我が家にとっては、この日は大好きなパパ(社長)の37歳の誕生日。
安全会議で帰宅が遅くなることは分かっていたので、バースデーケーキと
子ども達からの手作りプレゼントを準備して帰宅を待ちわびていました。
夕方過ぎ、主人からの電話。
「もしもし・・・」尋常ではない空気。すぐに何事かを察知しました。
各所と電話のやりとりをする私から、子ども達にも張りつめた空気を感じさせたのか
「ねえ、ママ何があったの?」「ねえ、ママどうしたの。おしえて。」
「・・・ごめん。今は静かにしてて。」
お祝いムードだった子ども達の気持ちを一気に冷ましてしまったダメなママだった・・・。(ゴメンね)

事故にあった者の家族と連絡をとりつつ、子ども達の世話を姉に預け、
私は家族を連れて事故現場へ急ぎました。
途中、何度も電話で現場から状況の報告をもらう。
「大丈夫ですよ。本人もしっかりしてるそうですよ。」
家族を安心させながら、はやる気持ちを落ち着かせました。
事故現場の集落は、事故で電気が寸断され停電なのか真っ暗。
警察、消防、レスキュー隊の明かりが山を照らしています。
たくさんの人、救助のための車両・・・今でもあの時の光景が目に浮かびます。
立ち尽くす家族を抱え、「大丈夫。お父さんは必ず助かるから。」と
何度も繰り返し家族を励ましながら、初めての目にするこの惨事にへたりそうになる自分自身にも声をかけ続けました。
がけ下の難所であったため、救助が思ったようにはかどりません。
時間ばかりが過ぎていきます。
「まだですか?」「どうなっていますか?」「本人は大丈夫ですか?」
懸命に救助活動を続けてくださる隊員の方に尋ねます。
ついには、救急病院の医師と看護師の方が点滴等の処置用具をかかえ
急斜面のがけを降りていきました。
何時間が過ぎたでしょうか・・・
心臓マッサージを受けながらやっと上がってきました。
駆けよることもできず腰を抜かす家族を抱き上げ、一緒に何度も
何度も名前を呼びます。この声で目を開けて!この声が聞こえるでしょ!
何度も何度も名前を呼びます。
神さま仏さまどうかお願い・・・命だけは・・・

みんなの願いは届きませんでした。

事故から数ヶ月後。主人は前に進む道が、目標が見えない・・・と
深夜、初めて弱音を吐きました。
「どこか、遠くへ 誰もいないところへ行きたい・・・。」
「いいよ。パパとなら家族みんなどこへでもついて行くよ。でも、
きちんと果たさなければならない責任を果たしてからにしてください。
従業員とその家族の生活を犠牲にはできないでしょう。
一緒にがんばろう。」

まもなく、あれから1年・・・
先日、社内にて幹部がそろい追悼式を行いました。
あの時のことを決して繰り返さない。待っている家族のもとにみんなを元気に家に帰してあげること。
従業員みんなが私の大切な人たちだから。

【全てに安全】を掲げる我が社のプライドをもって・・・

I'll never forget you all my life



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2009年07月04日

なんのために・・・

今月の7日に「とじき塾」で自社の改善活動について発表しなければならず、その発表に頭を抱えている、
土曜日担当の【先進的(!?)な2代目社長】SHUです。


意味もなくなが~い紹介で始まりましたが、さて頑張って書こう!




先日、地元延岡で講演会がありました。
(有)クロフネカンパニー社長の中村文昭氏の講演会です。


中小企業同友会の主催で、私もその会の一員でして、主催者の一人でしたのでSTAFFとして講演会に参加したのですが、その講演の話がスゴかった!




中村さんは三重県伊勢市で飲食業を5店舗されています。
年齢は40歳、私の2歳年上。
でもその人生の目的意識と出会いのすごさに、はまってしまった。



18歳で人生の師匠との出会いから学ばれたこと


4つの行動哲学

1つ・・・返事は0.2秒!(素直に、はい喜んで)

2つ・・・頼まれごとは試されごと!(頼んだ人の予測を上回る)

3つ・・・できない理由を言わない!(できない言い訳ではなく、出来る方法を考える)

4つ・・・今できることを探して動く!(そのうちにと言わない。後回しにしない)




中村氏の講演の中に出てきた言葉の中に

●「何のために」を考えて動け・・・目的意識

●人の予測を上回れ!・・・人を喜ばせて、役割を手に入れろ!

●開き直れば、出来ないことはない!・・・損得考えずにまずやってみろ!

●人は出来ない言い訳を考える天才!

●"でも"こうだからできない、ではなく、"だからこそ"やってみよう!

●"悩み"は自分に欠けていることを教えてくれる"メッセージ"だ!




いや~、素晴らしい!

凄い!

感動の渦でした。


満員御礼の1400人の観衆が、真剣に、また笑いあり、涙ありの講演に聴き入ってしまいました。
21時終了の予定が、中村氏も乗りに乗ってか20分オーバー!




講演を聴いて私自身振り返ってみて



「何のために」仕事をしているのか?



「何のために」社長をしているのか?



「何のために」という意識付けを社員一人一人にしてきたかな?



「何のために」という人生設計を考えてもらっていたかな?



「何のために・・・」「何のために・・・」「何のために・・・」



考えさせられました。









講演会も終了し、みんなニコニコしながら、活力に満ちた顔で会場を出られる様子を見て、



「やって良かったな!、これで少しでも延岡が元気になれればいいな!」



そんなことを思いながら会場を後にしました。





我が社を含めグループ会社からも幹部を中心に30人に話を聞きに行ってもらいましたが、みんなそれぞれに思うところがあったみたいで、とてもうれしい気分です。

ますます元気に、前向きに、全社一丸で頑張ろうと、再度心に躍動を覚えた講演会でした。







このままの気持ちで、7日の「とじき塾」の発表もがんばろっと!



聴いてくださる皆さんに、自社の存続と発展のための熱い思いを、少しでも大きく抱いて頂けますように・・・





今日も最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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2009年07月03日

俺の相棒

一年の中で今の時期が大嫌いです。
蒸し暑いのは特に嫌いで、人より汗かきで、寒い時期でも熱い物を食べると汗が出るのにホントに辛い

最近 休日を過ごしていると、張り合いがないと思い始めました。つい最近まで、趣味で古い車を保有していました。

その車は47年式の510ブルーバード 20070527144411.jpg


前のオーナーから自分が受け継いで雨の日などは絶対乗らず大切に保管し、たまの休みに間借りしていた車庫から出し点検しホコリが付いていれば、拭きあげてからドライブをしたり、クラシックカーのイベントに出かけていました。
しかし、ある理由で手放してしまいました。手放した当時はこれでイイと自分に言い聞かせてきましたが、最近 特に予定のない休日になると

「乗りたい」

「キャブレーターの音が聞きたい」

となります。

今の時代 燃費の良い車や環境にやさしい車が主流になってきていますが、自分はただ、古くなってきたとか距離が伸びすぎたとかだけで車を買い換えをするのはあんまりしたくありません(お金もないから)

車を購入するにあたって、本当にじっくり考えて,購入した方が良いと思います。長く大切に車を乗り続けるのも自分はりっぱなエコだと思います。

現在、自分が乗っている車は平成4年式のジムニーです。8月には車検も来ます。今回を機に新たな車を購入するか迷っています。

でも、自分の気持ちにビビッと来るのがありません。

こまめに車の様子を見ながら、もう少し乗り続けるのか、買い換えるのかでじっくり考えたいです。
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AX