日本列島がまるで冷蔵庫？冷凍庫？にすっぽりと入ってしまったかのような極寒。
南国宮崎も例外でなく、日之影高千穂方面の景色を見ると灰色の雲と山々がうっすら白い。
きっと高千穂方面は雪がどっさり積もっているんだろうな～

月曜日担当【KUMI】です。今週もEIKOブログよろしくお願いします。

　そんな「猛烈寒波」の夜から早朝にかけて、年に一度の「大寒ナイトウォ－ク歩こう会」延岡今山神社を出発して、30キロの道のり日向の大御神社を目指し家族全員で参加しました。今までに経験したことのほどの寒さなので、頭の先から足下、手先まで防寒対策をしっかりでスタート。初めのうちは風も吹いていなかったので、歩いているうちに背中が熱くなってきましたが休憩で体を休めると「ブルッ」と体が冷えました。夜中０時をまわる頃は、さすがに気温もマイナス２度。国道を歩く時、海風が冷たく、粉雪が舞い始め、顔や耳がジンジンしてきました。それと同時に、そろそろ睡魔が襲う時間。子ども達も出発してしばらくは楽しくおしゃべりしていたのに、うつむき加減で目もうつろ。そんな状態でも誰一人として足を止めることはありませんでした。後で聞くところによれば、「途中、記憶がないところがあるから多分、歩きながら寝ていたのかもしれないね。」と笑っていました。
　今回、私たちが目指した「大御神社」は日向のお伊勢さまとも言われます。ありがたいことに、お正月に参拝した三重県の伊勢神宮に続いてこちらにも。どちらも道中苦労しながらお参りできたことは、子ども達の記憶にもしっかりと刻まれお伊勢参りの貴重さを味わうことができました。
　寒空は明日満月を迎えるお月様が煌々と輝き、冬の星座オリオン座もきれい。夜明け前、東の空は徐々に青い空と赤い太陽が虹色のコントラストを完歩のご褒美に見せてくれました。自然の美しさ、厳しさ、壮大さを一晩にして味わうことができたことに感謝。