人にはそれぞれ、思い入れのある特別な日があると思います。
うれしかった日、悲しかった日、毎年その日がくると特別な思いを持ちます。
7月7日、七夕 この日は我々にとって、特別な日になりました。
一年前の7月7日夕方7:30頃、その第一報は入りました。
おりしも、ちょうど幹部一同集まって安全会議の最中でした。 10tダンプが現場からの帰りに転落との事、同僚の報告する声もふるえて状況がつかめず、とにかく全員で現場に向かいました。
現場は左カーブの急な下り坂、現場に着くと道路は折れた電柱で封鎖され、谷の方を見ると杉の木がなぎ倒されていて、車がカーブを曲がりきれず直進したことが確認できます。
すでに近くの消防団の方達が救出のため下に降りていて、上がってきた人に状況を聞くと 「一本の杉の木で車がとまっている、運転手は意識もハッキリして返事もする、しかし、救出しようにも、ハンドルと座席にはさまって引き出せない。」
まもなく、レスキュー隊、救急救命車、が到着。 「早く助けてくれ」 皆、その一心です。
しかし、ただ一刻一刻と時間がすぎ周りが暗くなっていきます。「何しているんだ!」と叫びたい気持ちを抑えながら、ただ見守るだけ。
最新のレスキュー技術をしても、救出は難航を極め、タンカに乗せられ運転していた同僚が上がってきたときは11:30を過ぎていました。
長時間の圧迫で、意識はすでに無く、家族や周りの人の泣き叫ぶこえ、呼びかける声。 今でも、耳について離れません。
すぐ、救急車に乗せ熊本の赤十字病院へ搬送しましたが、祈りもむなしく、死亡が伝えられました。
あれから、一年 これから仏前に線香をあげに行きます。
そして、「二度とああいう思いをしたくない」 その気持ちを再度、胸に刻みたいと思います。
うれしかった日、悲しかった日、毎年その日がくると特別な思いを持ちます。
7月7日、七夕 この日は我々にとって、特別な日になりました。
一年前の7月7日夕方7:30頃、その第一報は入りました。
おりしも、ちょうど幹部一同集まって安全会議の最中でした。 10tダンプが現場からの帰りに転落との事、同僚の報告する声もふるえて状況がつかめず、とにかく全員で現場に向かいました。
現場は左カーブの急な下り坂、現場に着くと道路は折れた電柱で封鎖され、谷の方を見ると杉の木がなぎ倒されていて、車がカーブを曲がりきれず直進したことが確認できます。
すでに近くの消防団の方達が救出のため下に降りていて、上がってきた人に状況を聞くと 「一本の杉の木で車がとまっている、運転手は意識もハッキリして返事もする、しかし、救出しようにも、ハンドルと座席にはさまって引き出せない。」
まもなく、レスキュー隊、救急救命車、が到着。 「早く助けてくれ」 皆、その一心です。
しかし、ただ一刻一刻と時間がすぎ周りが暗くなっていきます。「何しているんだ!」と叫びたい気持ちを抑えながら、ただ見守るだけ。
最新のレスキュー技術をしても、救出は難航を極め、タンカに乗せられ運転していた同僚が上がってきたときは11:30を過ぎていました。
長時間の圧迫で、意識はすでに無く、家族や周りの人の泣き叫ぶこえ、呼びかける声。 今でも、耳について離れません。
すぐ、救急車に乗せ熊本の赤十字病院へ搬送しましたが、祈りもむなしく、死亡が伝えられました。
あれから、一年 これから仏前に線香をあげに行きます。
そして、「二度とああいう思いをしたくない」 その気持ちを再度、胸に刻みたいと思います。
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