皆さん今年のお盆はどうお過ごしでしたか?
我が家では、初盆でしたのでお盆休暇どころか、お盆過労状態でした。
この初盆参り。 正直今まではお互い様なんだから、したりされたりするよりお互い控えた方が、楽なのに…とも考えていました。
でも、大事な家族を失ってからの最初の盆というのはやはり特別で、お参りしていただいた方々には、本当に感謝しています。
私にとっては、かけがえのない存在であった祖父に、皆さんがわざわざ線香を上げて悼んでいただくということは、お互い様の儀礼ではなく、その故人に対する尊厳が感じられ、昔から伝わる大事な行事の一つなんだと感じました。
そんな忙しい中にも夜になれば、落ち着いた時間となり、地区の有志で行われた花火大会を自宅の縁側で眺めることができ、幻想的ともいえる盆灯籠の灯りの中で娘とコブクロの歌を歌ったり、息子と腕相撲をしたり(もちろん秒殺です。)ホッと一息という時間を過ごすこともできました。
初盆ということで、親戚の人の帰省もあり、家いっぱいの雑魚寝状態でしたが、それもまた楽しい一面でした。
いつかのブログにも書きました役員をしている叔父とまた今回色々と飲みながら、話す機会がありました。
外国を相手にしているその叔父の話は、いつも楽しく聞くことができ、割り箸の袋の裏にさらさらっと書いただけで契約成立することや、日本的な農耕民族と外国の狩猟民族の営業戦略の違いを見せつけられたりと話を聞くたびに視野が広くなっていく気がし、娘も
『おじさんと話すたびに頭がよくなる気がする。』
と話しておりました。
外国相手の営業では、契約するまでが大変だけど、いったん契約できるとその会社よりも担当者が大事にされ
『取引をする会社』ではなく『取引をする担当者』が最優先されるそうです。
そして営業より大事なのは
『アフターフォロー』
と言います。
機械を販売した後のメンテナンスや、クレームが来たときの対応に最大限の力を集中させるようです。
いったんクレームが来たら、『誰の責任?』などというのは、一番最後!
何をさておいても総力を挙げて善後策を追求し対応する。
海外から直接届く外国語のクレームのメールを必死に読み解き対応に奔走する…。
外国相手の大きな企業の話と聞いていましたが、やはり大事な部分というのは同じかなと感じました。
営業に重点を置き、受注できたことを到達点のように喜び、本当に大事な『アフターフォロー』が二の次になっていたのではないかと考えさせられました。
なるほど基礎、足元を見据えて行くことが大事なんだと納得していました。
その後、話の中でひょんな事から『特許』の話になりました。
『へーやっぱり会社の特許があるんだ』
という私に
『当然じゃあ、会社はもとより個人の特許もあるし、俺でも20個以上の特許があるぞ』
という返答。
『マジ!? スゲー!!』
と思わず言ったら
『今の時代、特許もなかったら生き残れんぞ』
とその叔父の答え…。
普段、ほとんど自己主張をしない叔父の言葉に逆に重みを感じました。
『アフターフォロー』という基本を最大限に大事にしながら、さらに会社や個人が『スキルアップ』を続けて行かなければ、生き残れないという事を教えていただいたようで、外国や都会の遠い所の話ではないなと考えさせられました。
その叔父が、人の意見や忠告は
『逆らわず、笑顔で聞いて、従わず』
が大事だぞと言っていました。
でもおじさん、それって結局言うことを聞かないって意味よね?
矛盾してない?
お疲れ様です
「逆らわず笑顔で聞いて従わず」名言ですね!
きっとその意味は、会社の方針には逆らわず実行するが
その答え(目的、目標)に対する考えは自分自身の意思を
貫くということではないでしょうか?
会社の方針と戦略はなくては
ならないものですよね、ですがその事に対する自分の考えや
信念は様々なものがあると思っています。
基本に忠実に行動し自分の信念(お客様に対する思い)を
貫き通すことが契約の継続に繋がると考えています。
…あくまでも自分なりの解釈ですが
余談ですが発電機のネーム是非ご確認下さい!
お疲れ様です。
なるほど、そう解釈しなければいけませんねぇ。
読みが浅かったようです。
確かに会社というのは、けっしてイエスマンだけを求めているのではないと
思います。
会社の方針は同じにしても、その方法となると自分のポリシーを活かすこと
が大事になってきますね。
会社自体の選択ではなく、その担当者がいる会社を選択というのが、今から
はもっと重要になるのかなと思います。
でも、それはそれで大変です。