栄高産業社内リレーブログ

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2009年10月06日

道路を走って

 まさに、収穫の秋で先日、我が家も稲刈りをしました。

火曜日担当の工藤です。

コンバイン初体験で、子供のようにはしゃいでいる自分が、妙におかしかったです。

稲穂がさざ波に見えてきて

『宇宙戦艦ヤーマートー ~♪』

と思わず、歌っておりました。

001.jpg実りの秋と協力して頂いた方々に感謝!!



先週のある日、福岡出張がありましたが極度の方向音痴の私も、何度か運転をしたおかげで、少しは場所がわかりはじめては来ています。


その日も九州自動車道を走り、太宰府で降りて都市高速に乗りました。

そのあと料金所を降りたら、また高架橋の道路になり私が隣の社長に

『これも高速ですか?』

と聞くと

『ううん、違うよ。まあバイパスみたいなもんかな』

という答え。

なるほどそこは2段の高架橋で、一番上が都市高速、2番目がバイパス、そして下に普通の道路。

普通の道路と言っても片側3車線、4車線の立派な道路です。

それぞれに同じように車が走っていて、

(さすが都会は、道路がこれだけあっても車両台数が多いから、結構な交通量だな)

と思いながら走っていました。

分散しているおかげで、スムーズに走ることができて時間通りに目的地に着くことができました。



それから数日後、地元宮崎の延岡市の下に位置する日向市まで、取引先の業者さんの事務所に出向く用事がありました。



道路事情は、福岡とは比べるべくもありませんが、現在建設が進められている「東九州自動車道」を眺めながら走り、少しでも時間を短縮しようと延岡から日向市の手前まで伸びている唯一の有料道路に乗り込みました。

が、自分の数台前をノロノロ運転の軽自動車が走っていました。

制限速度より明らかに遅いスピードでしたが、片側一車線のその道路では追い越しもできず、数台の車が一列になって走っていました。

(何のために通行料金を払ったんだろ…)

と思いながら料金所をおりて目的地に着き、無事に用事を済ませました。


帰りは、来たときのこともあり一般道を帰ることにしました。


その事務所をでて、本通りに面した信号機で止まりましたが、右折レーンには何台もの車が止まっています。

そのうち赤信号となり、もう一度青信号まで待つことになりました。


ようやく本通りに出ましたが、片側一車線の国道には交差点が何カ所もあり、進んでは止まりの繰り返しで、渋滞の感覚だけは都会並みのようです。


まさに宮崎において道路交通網の整備は悲願であることが、身をもってわかります。


都会の道路整備と田舎の道路整備では、人口が違うのだから、差があって当然。

という考え方もある意味わかりますが、大きな都市である福岡では、車両台数が多くてもそれにあわせた道路整備がしてあり、スムーズに走ることができる。

車両台数が少ないはずの田舎の道では、道路事情のおかげで渋滞は頻発し 、どうにも走りにくい…。


費用対効果ではなく、その一台の車が、都会であろうと田舎であろうと同じような気持ちで走ることのできるような、地域にあわせた道路整備ができないものかと考えます。


最近は、決定していた大型公共事業が見直され、中止されるということを何度も報道で聞きます。

真剣に吟味して、不必要である。となるのであれば、もちろん中止に賛成ですが、


高速道路をはじめとするいろんな事の無料化や手当の増額などが正義で、公共事業、特に地方の大型プロジェクトは悪である。

というイメージで進んでいるようにも感じてしまいます。


これからどういうふうに、世の中が変化していくのかわかりませんが、道路ひとつとっても、何かと地域格差を感じています。

少し前に漁業を営んでいる方々が、きれいな海を守るために、そこに流れ込む川の源流にある山に植林をしたという話を聞きました。

目の前だけではなく将来を見据えて、全体を見渡しながら調和をとることが、何かにつけこれから先は、もっと大事になってくるのではないかと思います。



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コメント(2)

 
 お早うございます、先日の稲刈りお疲れ様でした!

 稲刈りのペースが徐々に上がっていく様子とコンバインを操作
 される工藤部長の姿を見ながら農機レンタルでこれだけ喜んで
 もらうことが出来ていることに感謝しております。

 さて私も頭の中に地図のない人で熊本はおろか福岡などとても
 1人では行けません(汗)
 自家用車にナビを付けていますのでなんとか目的地周辺まで行けますが
 1回2回ではなかなか経路を覚えることが出来ずに焦ります。

 なんともローカルな人間ですからこれから先、私が望んでいる
 道路事情は「分かりやすく、安心して走れる道路」です。
 どこへ行くにも分かり易く道標が示してあり(現在よりも)
 地方~都会へ、都会~地方へどちらへ行くにしても「この道を
 通れば目的地へ行ける」みたいな安心な道路が出来たらいいのに
 といつも思っております。

 安易かもしれませんが地域格差をなくす1つの案にはなるのでは
 と思っていますがそう簡単な事ではないですよね。

 地方の長所の1つは観光名所が多いことがあります、それを活かす
 にはやはり道路事情であり今より改善できればまだまだ観光客が
 増えて地域活性化にも繋がるのではないでしょうか?

 逆に考えても地方から都会へいく機会が今より増えれば都会の
 様々な長所、短所を学ぶことが出来地元へ持ち帰りこれからは
 こうしなければいけないというような課題が見えてくるのでは
 ないのかなとも考えたりします。
 
 賛否両論ありますが分かり易く言えば「どちらかに偏ってはいけない」
 ではないでしょうか、工藤部長の言われるとおり将来を見据えて
 広い視野で何事も進めて行く事が大切なのだと強く感じます。

 また福岡出張の際には気をつけて移動されて下さい!

英満様ありがとうございます。

また御指導もして頂き重ねてありがとうございます。

道路も整備が進むと、空洞化を招くという意見もあって、一概にできた方が絶対いいというわけではないのかも知れませんが、

実際慢性的な渋滞に巻き込まれると(ここに高架橋があってスーッと通り抜けられたらなぁ)とは誰しも思うはず。

宮崎の田舎道では2車線化が予算的に難しい地域で、所々を広くする1.5車線化という苦肉の策で整備区間を伸ばすようにしているということをいつかテレビで見ました。

予算が絡むことであり、簡単ではないでしょうが頂いたコメントにもありましたように、せめて格差をなくす。という観点で整備が進むことを願います。

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