忙しい現場なのに、最近の雨に泣かされている火曜日担当の工藤です。
今、延岡で建設中の建築現場にほぼ毎日通っています。
グループ企業であります『株式会社 源太』の新築工事です。
建築現場にあまり行くことはないのですが、一般土木の現場と多少勝手が違います。
大元の責任者はいますが、大工工事や左官工事、配管工事、造園業といろんな分野を担当する人たちが、入り乱れて作業をおこなうので、その『気ぜわしさ』は、土木工事の比ではありません。
自分たちが担当するのは、外回りの整地・舗装と、側溝などの排水工事であり、全部が終わらないとできない工事なので、どうしても後へ後へと遅れていき、大工さんたちが懸命に作業しているのを見ながらも、気持ちだけは焦っていきます。
でも多種多様の業者の人が作業していますが、それぞれ揉めそうで揉めずに、逆に譲り合いながら作業を進めているように見えます。
これは、それぞれ責任分野はありながらも、期日までに全員で『商品』をつくりあげようとする建築現場独特の雰囲気なのかも知れないと思います。
そんな中で自分たちの作業をおこなうために連れてきている作業班が、一生懸命仕事をしてくれる。
私のその現場での仕事は、各分野の業者さんとの工程打合せが、主になっています。
残りわずかな工期の中で、あらゆる作業をはめ込んでいく。
他の業者さんに無理をお願いするため、こちらの工程も同じように厳しくなる。
その厳しい工程を作業班に伝えると、
『よし!わかった!』
とばかりに、淡々と作業を進めていく。
その仕事ぶりは、他の業者さんからも褒めて頂きました。
自分たちが抱えている工事現場を中断して応援に来てくれ、目の前の現場を片付けてくれる作業班に『感謝・感謝』です。
それでも
(早く、この気ぜわしさを終わらせたい…)
というのが本音ですが、庭師の人の庭園を作り上げていく技や完成した後の満足そうな顔をみたり、高い壁にモルタルを塗り仕上げていく左官の人のコテ捌きにしばし見とれていたりと
『その道のプロ』が多く集まる建築現場は、また楽しみでもあります。
忙しくて大変だけど行きたい現場でもある。
不思議な現場です。
ブログランキングに参加してます。どうぞ、クリックをお願いします。
英満様ありがとうございます。
お互いうれしい悲鳴とは思いながらも、その目の前に現れる大きな山を、(乗り越えられるかな…)と思いながら、必死に峠を目指して歩いている状態ですよね。
そんな時のなんでもないミスは、大きく工程に支障をきたし、何よりみんなの士気にいらない影響を与えます。
忙しいときほど、気を引き締めなければと考えさせられます。
アップアップの状態でのミスは甚大ですもんね。
そんな中で何故か現場で作業をしながら物ができていくというのは、何んともいえない気持ちにしてくれます。
だから通うのかも?