今週より現場にも入ることになり、忙しさが倍増しそうな気配です。
年末に向けて、皆さんも健康管理に十分気を付けてください。
火曜日担当の工藤です。
先週末の土日は、私の住んでいる地区(バリバリの山間部です!)で、毎年恒例の祭りが行われました。
小さな町の中のそのまた小さな村祭りですので、メジャーな祭りとは賑やかさではとてもかないませんが、数少なくなった夜を徹して神楽を奉納する『夜神楽』を、多くの方の協力を得ながらも今なお続けている自負が村全体にあります。
私が小さい頃は、正月以上かも思える年間の一大行事で、多くの人が集まり、いつもは静かな山村がこのときばかりは真夜中だろうが朝方だろうが、太鼓が鳴り響き、多くの人が夜神楽を見ながら酒を酌み交わすという、ある意味別世界をも連想させる奇妙なワクワク感が大好きだったことを思い出します。
現在は、あの当時と比べても神楽の舞い手も少なくなり、優雅さや華やかさが連想される神楽ですが、それを継承していくことは非常に厳しくなってきており、もう無理かも…という話は、何年も前からでています。
それでも先人達が積み重ねた歴史を何とか守ろうと、みんなで踏ん張っています。
でも子供達も少なくなり、祭り自体のワクワク感も今の子供は昔のようには感じないかも知れないと思っていました。
いざ祭りが始まり、神社から御輿を神楽宿まで担いでいくと、小学生の集団が大慌てで、はしゃぎながら私たちが小さい頃していたように御輿の下をくぐり、近くで眺めていた高校生の女の子達も、笑いながらもやはり御輿の下をくぐる。
そして、神楽宿でも神楽の合間の餅まきに子供達が殺到し、面をつけた舞に怖がりながらもしっかり見ている。
その様子を見たとき、もしかしたら神楽や祭りというのは、その昔娯楽が少なかった時代に、せめて一年に一度くらいは子供達を楽しませてやろうと考えた大人達の気持ちなのかもとも考えていました。
夜を徹した神楽も終わりに近づき 『天照大神』が、岩屋の中から姿をあらわされるという舞の中で、地元の幼い子供がその神様に扮し、岩屋の中から出てきて舞を披露するという神楽をしましたが、そのわずかな時間の舞にもかかわらず、20時間を超える神楽の中で最高の拍手と喝采をいただきました。
確かにその神々しさは、まさしく『感動』であり、最高の締めくくりができました。
ちいさな田舎の山村ですが、引き継いでいるつもりはなくても、風土が、地区のつながりが、そしてそこに生きる人達のひたむきさが、先人から子へ孫へと歴史を繋いでいくのかなと思います。
昔からのしきたりを続けていくのは、何かと厳しくなってきている現在ですが、何かが伝わるこの『祭り』は、大事なしきたりとして続けていきたいと思います。
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火曜日担当の工藤です。
先週末の土日は、私の住んでいる地区(バリバリの山間部です!)で、毎年恒例の祭りが行われました。
小さな町の中のそのまた小さな村祭りですので、メジャーな祭りとは賑やかさではとてもかないませんが、数少なくなった夜を徹して神楽を奉納する『夜神楽』を、多くの方の協力を得ながらも今なお続けている自負が村全体にあります。
私が小さい頃は、正月以上かも思える年間の一大行事で、多くの人が集まり、いつもは静かな山村がこのときばかりは真夜中だろうが朝方だろうが、太鼓が鳴り響き、多くの人が夜神楽を見ながら酒を酌み交わすという、ある意味別世界をも連想させる奇妙なワクワク感が大好きだったことを思い出します。
現在は、あの当時と比べても神楽の舞い手も少なくなり、優雅さや華やかさが連想される神楽ですが、それを継承していくことは非常に厳しくなってきており、もう無理かも…という話は、何年も前からでています。
それでも先人達が積み重ねた歴史を何とか守ろうと、みんなで踏ん張っています。
でも子供達も少なくなり、祭り自体のワクワク感も今の子供は昔のようには感じないかも知れないと思っていました。
いざ祭りが始まり、神社から御輿を神楽宿まで担いでいくと、小学生の集団が大慌てで、はしゃぎながら私たちが小さい頃していたように御輿の下をくぐり、近くで眺めていた高校生の女の子達も、笑いながらもやはり御輿の下をくぐる。
そして、神楽宿でも神楽の合間の餅まきに子供達が殺到し、面をつけた舞に怖がりながらもしっかり見ている。
その様子を見たとき、もしかしたら神楽や祭りというのは、その昔娯楽が少なかった時代に、せめて一年に一度くらいは子供達を楽しませてやろうと考えた大人達の気持ちなのかもとも考えていました。
夜を徹した神楽も終わりに近づき 『天照大神』が、岩屋の中から姿をあらわされるという舞の中で、地元の幼い子供がその神様に扮し、岩屋の中から出てきて舞を披露するという神楽をしましたが、そのわずかな時間の舞にもかかわらず、20時間を超える神楽の中で最高の拍手と喝采をいただきました。
確かにその神々しさは、まさしく『感動』であり、最高の締めくくりができました。
ちいさな田舎の山村ですが、引き継いでいるつもりはなくても、風土が、地区のつながりが、そしてそこに生きる人達のひたむきさが、先人から子へ孫へと歴史を繋いでいくのかなと思います。
昔からのしきたりを続けていくのは、何かと厳しくなってきている現在ですが、何かが伝わるこの『祭り』は、大事なしきたりとして続けていきたいと思います。
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工藤部長お疲れ様です
今日は五ヶ所へ上ってきました、あたり一面真っ白で路面はガチガチ
でしたよ!
引取りが5台もあるのにドライバーとどうしようかと悩んでいましたが
事務所で色々と考えていてもしょうがないので確認の為ドライバーと
上ってみたものの予想以上の凍結にビックリでした。
しかしながら行きと帰りの車内での会話は普段では聞けないような
日常の悩みやもっとこうしたいなどの話が聞けて良かったです
自分では周りを見渡して落ち着いて仕事をしているつもりでしたが
忙しさが増すにつれ話しかけるタイミングさえも掴めない程の印象を
皆に与えていたようです(反省)
んーーー本当に未熟ですよね、ですが今回の事で気づかされたことは
必ず今後に活かしていきたいですね。
それではお互い冬将軍に負けないように気をつけましょう!
英満様ありがとうございます。
今朝は雨降りでしたが、やはり五ケ所方面は別世界のようですね。
自分も暗い内には気づきませんでしたが、夜明けとともに高い山々が真っ白になっているのを見て、ようやく寒くなるのかなと思いました。
ホントこれから益々寒さが厳しくなる上に忙しくなる時期です。
お互い身体に気をつけましょう。
それから昔から、忙しいという字は、心を亡くすと書く。
とよく言われます。
わかっちゃいるけど、業務に追われて…となりますよね。
悪天候で予定した業務が進まなかったでしょうが、おかげで大事な時間もつくれたようで、逆にありがたいことかも知れませんね。