先日の日曜日、家で農作業をしているときに奇妙なものを見つけました。
手前の草かきが普通の状態で、奥の草かきは異様に変形していました。
『何これ?』と聞くと、両親が牛の牧草を機械を使って丸める作業をしていたときに、牧草の上にある道具に気づかずに巻き込んでしまったようでした。
『あぶね~』
建設現場では、安全第一で作業し、法律でも厳重に規定されているので、作業員の意識も高くなりますが、これが自宅での作業で自分だけとなると自然に気が緩んでくるのかも知れません。
けがの痛さ、重大事故の大変さはやはり同じです。
「自分の身は自分で守る」
まさにそのとおりだと思います。
火曜日担当の工藤です。
先日の新聞によると、県内各市町村の長期10年計画の検証が行われ、人口増加を予定して予算編成を行っていた7市町村のうち、6市町村で計画当初より人口が減少していたということが伝えられました。
今後の人口増加が望めない状態であれば、予算縮小もやむを得ない状態であり、イコール交付税の減少となり予算作成において更に厳しさが増すという状況のようです。
数年前からお世話になっています『とじき塾』の中で、人口減少による危機意識はあるつもりでいましたが、気持ちの中で公共事業は平等に配分されるというような甘い考えもどこかにありました。
しかし長期計画の見直しとなると、人口減少による予算縮小が当然となり、今まで行われていた公共工事も『不必要』と判断されるのも当然と思われます。
目の前に現実を突きつけられてはじめて、あの時のコンサルタントの先生の話されたことはこのことかと遅い納得をしています。
人口が減るということは、小売店に影響があるだけではなく公共工事をはじめとする地域全体に大きな影響があることがわかります。
世界情勢が厳しい状態にある中、安全の鉄則とともにやはり経済においても『自分の身は自分で守る』ということが、同じように鉄則になっているのでしょうか。
勉強させられます。
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