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2010年05月24日

がんばろう 宮崎!

日毎に深刻化を増す宮崎県 家畜伝染病口蹄疫問題
この宮崎県県北より EIKOブログを発信させてもらいます。

月曜日担当【KUMI】です。今週もEIKOブログよろしくお願い致します。

口蹄疫の発生から一向に収束のめどが立たず家畜農家、関係職員の皆さん
多くのボランティアの皆さん、その他関わっておられる皆さん
毎日本当にご苦労様です。
ニュースや、新聞、特に地方新聞から発せられる悲惨な状況を見聞きする
たびに計り知れない心情に涙がこぼれます。
これまで宮崎県を支えてきた畜産がこうした非常事態に陥り、
絶望的であることは宮崎県民として悲しみでしかありません。
無力な私は、ただ事態の収束、殺処分になった牛や豚の冥福を静かに
祈ることしかできません。

5月18日「口蹄疫 非常事態宣言」が発令。
それに伴い、イベントや集会などの活動自粛の要請がありました。
初夏を迎え、さまざまなイベントを企画されていた方達のご苦労を思うと
複雑ではありますが、宮崎県民として今の事態の収束を願うならば
やむを得ないと・・・。
小学校に通う娘達も、先週末、延岡市北川町にて「鮎の放流体験」が
計画されていましたが延期になりました。
初めての体験だと楽しみにしたのですが延期になった理由を先生がきちんと説明されたようで娘達も冷静に私にそのことを伝えてくれました。

社内においても、関係機関はもとより、各作業現場等からも消毒の徹底
といった文書が配信されていますので掲示を行っています。
また、政府に支援をお願いするための署名運動も始めました。

県民の一人として、明るい未来を担う子ども達の母親として願うことは
宮崎県の復活です。
さまざまな難しい事情は分かりませんが、東国原知事も涙ながらに牛や豚のワクチン接種の理解と協力について会見をされていました。
宮崎県知事の決断、指揮の下 みんなでがんばるしかないです。

川南町で養豚歴38年 現在約1200頭の殺処分を待つ方の手紙が豚舎に横たわる豚の写真と共に新聞に掲載されていました。その手紙の中に88歳の姑さんの短歌がありました。(宮崎日日新聞 2010年5月22日掲載)


    養豚の音なき終わりにすべもなく 只ありがとうの感謝あるのみ

    近日に命絶たれる母豚あり
    日々出産するもあわれぞ

免疫力のない子豚はすぐに肺をやられ泡をふいて横たわるそうです。死んだ子豚は21日までに149頭を超え、腐らないように冷蔵庫で保管されています。それは、せめて殺処分された母親と一緒に埋めてあげたいと・・・。

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コメント(2)

毎日ニュースを見て心を痛めております。宮崎牛が如何に大きな存在であったかを改めて知ったと、わざわざ電話してきた人もあります。本当に残念ですね。
「鮎の放流体験」まで中止になっているとのこと。大変ですね。
一日も早く伝染経路がわかり、終息して欲しいと願っています。

淳 様

応援コメントありがとうございます。
私たちの日常にも、消毒の徹底など感染を拡大させない防御策が取られています。
一日も早い事態の収束を願うばかりです・・・。

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