少し前に娘がサークルで活動している室内軽音楽の発表会があり、出掛けてきました。
こんな機会でもなければ聞く事もなかったと思いますが、ビオラやバイオリン、チェロの演奏を目の前で聴くと、柄にもなく和んだ気持にさせてくれます。
月曜日担当の工藤です。
先週も書きましたが、地元の大祭がおこなわれ金曜日の夜から『よど』といわれる前夜祭があり、土曜日の午後から日曜日の午後まで、夜神楽が奉納されました。
日曜日の朝方、クライマックスを迎える『戸取り』といわれる天照大神が隠れられた岩を取り払う舞があるのですが、例年舞っていた『ほしゃどん』が今年からその息子へとバトンタッチして、今回初披露となりました。
力強さを見せつける激しい舞で、ある意味体力勝負の舞でもあり、最大となった観客と合わせて最高の盛り上がりを迎えます。
若いとはいえ夜を徹しての神楽で疲れ果て、更に初舞台で緊張もしているでしょう、肩を揺らして大きく呼吸する様は、演技ではない事がよくわかります。
父親が見守る中、最後の岩戸を開く場面となりました。
破れるのではないかと心配するほど今まで以上に太鼓が強く打たれ、それに合わせて岩戸ににじり寄り、力強く岩戸を開けると会場の熱気が最高潮となり拍手喝采でその舞は終わります。
重責を果たしフラフラになりながら引き上げる青年をみると涙がこぼれそうになります。
年をとると涙腺が緩くなりますが、そういう気持になれるという事はまた幸せなのかも知れません。
ありがとうございます。
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こんな機会でもなければ聞く事もなかったと思いますが、ビオラやバイオリン、チェロの演奏を目の前で聴くと、柄にもなく和んだ気持にさせてくれます。
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日曜日の朝方、クライマックスを迎える『戸取り』といわれる天照大神が隠れられた岩を取り払う舞があるのですが、例年舞っていた『ほしゃどん』が今年からその息子へとバトンタッチして、今回初披露となりました。
力強さを見せつける激しい舞で、ある意味体力勝負の舞でもあり、最大となった観客と合わせて最高の盛り上がりを迎えます。
若いとはいえ夜を徹しての神楽で疲れ果て、更に初舞台で緊張もしているでしょう、肩を揺らして大きく呼吸する様は、演技ではない事がよくわかります。
父親が見守る中、最後の岩戸を開く場面となりました。
破れるのではないかと心配するほど今まで以上に太鼓が強く打たれ、それに合わせて岩戸ににじり寄り、力強く岩戸を開けると会場の熱気が最高潮となり拍手喝采でその舞は終わります。
重責を果たしフラフラになりながら引き上げる青年をみると涙がこぼれそうになります。
年をとると涙腺が緩くなりますが、そういう気持になれるという事はまた幸せなのかも知れません。
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