子供のしつけは大切ですね。それで思い出したのですが、お父様は背中で教育する人だと思います。先日、お父様のお誕生日に入力したコメントをもう一度インプットします。
　随分前の私も若かった頃のことですが、青果市場でのことです。お父様が果物や野菜を次々に競り落として行くのについて行きながら「どうやって野菜や果物の良し悪しを見分けるのですか」とお聞きしましたら、お父様は「簡単です。野菜が、私は美味しいですよと声をかけてくるのです」と言われました。
「温かい目で見ないと自然は真実の姿を見せない」と言います。お父様は温かい目で野菜や果物を見つめておられます。野菜や果物を知り尽くした人の言葉、私も自分の仕事について、そのような言葉を言えるように努力しなければならないと思いながら過ごしてきました。
これからもお元気でいろいろ教えて戴きたいと思います。
　

淳　様
コメントありがとうございます。
幼少時代は両親とも朝から晩に商売に走る日々。「他の家庭のように母親に料理やお裁縫を習うことはなかったね。私たちはばあちゃんに教わったね。」と母と姉と笑い話をします。
何も教わってない・・・。実はそんなことないんです。
佐藤家に嫁ぎ、佐藤の両親、主人と商売させて頂くことになり商売に生きる道を選択した私。
いろんな場面で両親のしていたことが自然と体現できている自分にはっとすることがあります。
商売の真髄は参考書やマニュアルはありません。場数を踏み、師匠の神業を盗み体得するしかありません。
何もないところからここまで商売を成し遂げてきた佐藤の両親、実家の両親の偉大さを実感させられます。
まだまだ人様に頭を下げる修行が足りない自分です。
精進あるのみ　がんばります。