先日、家の倉庫から古い本が出てきました。
50年以上前の本でした。
金曜日担当の工藤です。

私の生まれる前から我が家の購読書であるその本は、当時65円で販売されていたようで現在は税込み600円の農業誌です。
パラパラとめくってみると、時代を感じさせる広告や記事が今と違った分厚い紙面に記載されています。
その特集記事に洗濯についての記事があり、紙面の多くは洗濯板を使ったいろんな洗濯方法が図解付きで説明されてあり、私も30年ほど前の寮生活で経験した洗濯板での洗濯方法に興味深く見入っていました。

そしてその記事のほんの片隅に、「機械化で楽な洗濯」とあり手回しの脱水機のついた洗濯機が記載されていました。
まだまだ高嶺の花だったことが読み取れます。

故きを温めて新しきを知るという言葉もあるように、今思えばどこか笑ってしまうような記事の時代を経て今があるのだと改めて考え、やはりありがたさを感じています。

昔はよかった～と思わず言いそうになりますが、広告の中にFMラジオが16800円とあり、今なら2000円で買えるかな？と思うと技術の進歩の恩恵もあるようです。

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