栄高産業社内リレーブログ

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2009年06月30日

携帯電話め!

先週末に携帯電話が壊れました。
今、携帯電話は個人の携帯と、会社から支給されている携帯と2つ持っています。
その個人の携帯が突然壊れました。
ショップに持って行ったけど買い換えるしかないようです。
どうにかならないかと店でも粘りましたが無理なようで、渋々カタログをもらって帰りましたが
帰ってカタログを見始めると、もったいないと思っていた気持ちもどこへやら、

『おー防水かぁ!雨に濡れたりしても大丈夫だな』とか
『えーソーラー充電だと!?』とか
『800万画素?デジカメかぁ!』などと

最低限の機能さえあればいいやと思っていながらも、ついつい最新機種へと目が移ります。
でも金額は、安い機種でも2万円を超え、最新機種ともなると割り引いても6万円!!!近くになります。
カタログを見るときはウキウキしながらみても、値段を見るととたんに現実に引き戻されます。

『分割ができるので、月々わずかな支払いで大丈夫ですよ。』という店員さんの言葉に
『だまされるもんか!』(決してだましてはいませんよ。念のため)と思いながら、
(それぐらいなら…)と思ってしまう弱い自分。

でも買うつもりで見るカタログは、その気のない時のそれに比べてやはりワクワク感が何倍も違います。
消耗品として安い機種にするか、せっかく持つなら気に入った機種を長く使った方がいいか?
使い勝手を想像しているだけでも楽しい感じです。
でもたった1、2日使えないだけで、知り合いから自宅に
『携帯が通じないぞ!』
と電話がかかってきて、事情を説明する始末。

ついこの間までは、絶対ではなかった携帯電話。

どうやら絶対になりつつあるようです。

便利なような縛られているような。

う~んこしゃくな携帯電話め!

 

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2009年06月23日

器の大きさ

前回のブログにも書きました我が家の一大行事というのは、99歳で逝った祖父の葬儀でした。
農業をしながら、石屋といって自然石を利用して、石垣を作る仕事をしていた祖父は、それはそれは厳しい頑固一徹な人でした。
葬儀の時までは、結構人も多かったのですが、葬儀後は親戚が1人残るだけとなり寂しくなりました。
ある時1人残ったN伯父と祖父の昔話をいろいろしていました。
その伯父が二十歳過ぎの頃、資格を取ろうと専門学校に行って2年ほどたった頃、進路について悩みはじめ
(自分がやりたいことはこれなのか?別の道に進みたい。でもここまで勉強してきたのに…)
と考えまさに人生の岐路に立っていました。
厳格な父に話せば、『今までの勉強は何だったんだ!』と雷が落ちるのは目に見えていると日々悩んでいた時怖くてまともに目も合わせられなかったという父親から手紙が届いたそうです。
その内容は、有名な徳川家康の

『人生は、重き荷物を背負い長き坂を上るが如し』

の名言がしたためてあり、その後に

『故郷に錦を飾れ』

と書いてあったそうです。
たったそれだけの短い手紙ですが、私自身
(えーそんな粋なことをする人だったのか!)とビックリしました。
伯父は、その手紙を受け取り

(悩んでいる自分の気持ちをわかってくれて、厳しくとも進みたい道に進めと背中を押してくれた。)

と心から感謝をして、一人前になるまでは絶対帰らない!と心に決め、10年以上里帰りをせず修行をしたそうです。

泣きながらその話をする伯父に相づちをうちながら、そろそろ自分の子供もそんな時期に来たなぁと思い、もし息子からそんな相談やそぶりを見せた時、祖父のような粋な対応ができるのだろうかと考えました。
厳しく子供を育てながらも、本当に必要な時にはそっと手をさしのべる。
親としては当然の事ながら、やはり難しいこと。
でもおそらく避けては通れない事。
祖父のDNAも引き継いでいる自分としては、その力を開花できるよう更に精進しなければと考えさせられました。
体格は一回りも二回りも小さかった祖父、でも器の大きさはやはり何倍もでかいようです。
ありがとうございました。
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2009年06月16日

組織の勉強

私事ながら、我が家で一大行事があり、親戚一同帰ってくるという事がありました。
父の兄弟は8人おり、全員健在です。
一昨日、家の中の総片付けをしなければいけなくなり、伯父伯母そろって家の片付けをはじめました。
なにせ勤勉な父の兄弟です。テキパキと家具の移動、移動後の清掃と抜かりはありません。
しかし、滅多に帰省しない伯父達ですので、
「おーいこの荷物はどこに運ぶんだ。」 

「このタンスに必要な物がはいっているのか?ないなら奥にしまうぞ!」

と、やはり指示がないと動きが鈍ります。
総指揮官の父は、自分も片付けながら掃除などもしてしまうので弟の伯父達から

「おーい指揮官が掃除なんかしていたら全体が止まってしまうが。指示を出せ!」

とチェックがはいります。
農業一筋の父は、自分ですべての作業をしてしまう性格なので、人に指示をして作業を効率的に進めるということをしてこなかったため、ばたばたしてしまいます。
一緒に作業をしながら

(うーんこれは会社の組織と似たところがあるなぁ)

と妙に納得していました。
組織の長が、細かな作業に気を取られ全体をみられなかったら、組織の動きは停滞してしまうんだなということが縮尺して見えたような気がしました。
同じDNAを持つ自分として、相当努力をしなければと考えさせられた場面でした。

その後、行事も無事終了し一同集まって慰労会をしているとき、ある上場企業の取締役をしているS伯父と話し込みました。
S伯父は技術者あがりで、発明に関することや工夫しての物作りが好きという点でいつも話が合う伯父です。
その伯父が、話の中で

「組織というのは、いろんな性格の人が集まっているから成り立っているのであって、話の合うやりやすい人たちが集まった部署というのは、自分の経験上いくら優秀な人材が集まっていても、いずれつぶれてしまうもんだぞ」

という話をしました。

「いろんな人がいて、あいつは嫌いだ、あいつはこんな事を言うとかいうことから、意見を戦わせることで、その組織は成長していくんだ。そういうエネルギーが必要だ」

と教えられました。
そして、

「その長は、そのエネルギーを同じベクトルに向かわせることが、大事で決して丸く収める事じゃないぞ!」

とも教えていただきました。
(おーこりゃ、身内に企業コンサルタントがいるぞ)と思いました。
外国相手のその伯父は、アルコールがはいったこともあり

「おい英之(私です。)、言葉も通じない外国の商社相手に、まず関心を持ってもらうにはどうしたらいいかわかるか!」

と聞き私が

「わからん教えて」

と頼むと

「特別だぞ」
といいながら、その技を披露してくれました。
結果、その慰労会の全員がその伯父に集中し会場がひとつになりました。

(おじさん、すげー!!)と思った瞬間でした。

その技とは?

上場企業取締役の企業秘密だそうです。

うーんすごい
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2009年06月09日

パワフルEIKO!

 2回目となりました工藤です。
今回は現在行っている現場の紹介をします。
この現場は宮崎県延岡市岡富・古川地区であり、延岡市発注の「上田・八作・二幸JV」が元請の工事です。
工事内容は土砂400,000m3(立方メートル)を、掘削積込(機械で山を削り、ダンプカーに土砂を載せる)、運搬(ダンプカーで運ぶ)、敷き均し転圧(運んできた土砂を機械で均して、大型ローラーで堅く締め固める)という作業を親和産業さんと我が社が共同でおこないます。R0013578.jpgのサムネール画像のサムネール画像
この写真は、現場の一部を撮影したもので、後ろに見える山は全部無くなってしまいますが、撮影してない部分もまだまだ広くて撮影しきれません。
ここで掘削した土砂は、少し離れた盛土箇所(土砂を盛り上げる場所、敷き均し転圧をする場所)に運び出します。R0013581.jpg
この中央付近の広場に盛り上げます。
 
この現場はまだ始まったばかりですが、今後掘削する重機や、ダンプカーの台数が増えてきて大忙しの現場になると思います。
担当するのがベテランのオペレータ(運転手)で安心はしていますが、規模の大きな工事ですので気を抜くことなく安全第一を絶対条件に作業を行っていきます。
延岡市の人の流れ、車の流れが一変するであろうこの大型工事。まさにやりがいのある工事として取り組むことができることを感謝しております。
近隣の方々にも御迷惑を掛けないよう安全作業を行いますので工事完了まで御協力を御願いします。
ブログでも工事の状況を時々発信しますので、よろしくお願いします。
 
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 日之影では今、緑が大変濃くなっています。

今日担当の有限会社産業 土木部の工藤です。
建設会社に20歳の頃入社してから、建設関係の仕事ばかりしてきました。
ある時、今の会社が測量をする程度の現場監督を探しているということでそれならと入社したはずが、いつの間にか土木部長という大役を引き受けて、毎日奮闘しています。

建設業界が大変な状況の中、『社会の変化』にあわせた『会社の変化』も必要である。
ということではじまったブログです。

続けることを最大の目標として、時には自主的に、多くは尻をたたかれながら発信していきたいと思います。

仲間6人で協力していきますので、どうぞよろしくお願いします。
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