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2011年03月07日

高千穂高校卒業式

 6日は啓蟄といって、大地が暖まって、冬の間地中にいた虫が這い出てくる頃で、天文学的には、天球上の黄経345度の点を太陽が通過する瞬間だそうです。いよいよ春か!?
月曜日担当の工藤です。

先日のイマムーのブログにもありましたように、3月1日に高千穂高校でおこなわれた卒業式に参加してきました。
高校の卒業式なのであっさり終わるかと思いきや入場の時から泣いている卒業生が何人もいて、別れを惜しむ様子が伝わります。
涙ながらに答辞を読み上げる卒業生の姿に思わずもらい泣きするほどでした。
終了後、それぞれのクラスに帰り、子供達が一人ずつ保護者やクラスメイト、先生方に対しての感謝の言葉をのべてくれました。

すわ我が子の順番です。(泣き出したらどうしよう…)
という心配?をよそに、ニコニコと私達にお礼をいってくれる娘に少し肩透かし…。
でも、ある生徒の順番の時、両親や先生、クラスメイトにお礼を述べた後、
『特別にお礼を言いたい人がいます。それは…』
と切り出し、なんと娘の名前を挙げて話し始めました。
(えっ!?)
と思い聞いていると、その子が辛い時や苦しい時の支えとなったようで、
『あなたがいなかったら学校生活さえ続けられなかったかも知れない。ありがとう』
という言葉と、娘がその友達の言葉にタオルで顔を覆う姿を後ろから見たら泣けない親はいないはずですよねぇ。

家族以外に娘を必要としてくれる人がいるということは、自分が褒められること以上にうれしいし、逆にその生徒に感謝したい気持ちです。

親として特別な教えなどもちろんしたことはありませんが、ふと考えてみると
数年前までは、曾祖父が健在で優しく、時に厳しく育ててくれていました。
恐らく怖い存在であった曾祖父が、年齢を重ねる毎に身体が老いていき最後に息を引き取る瞬間まで見届けたことなど大家族(今の時代では…)での生活が、相手を思いやる心を育ててくれたのかも知れません。

めんどくさい、自由にしたいということで若い夫婦の核家族化が進み、幼い子供達も祖父母にさえ会う機会が少なくなり、いたわる気持ちなどが薄れてきているような気がします。

あらためて自分の両親・祖父母に感謝したい気持ちです。

屈託がなく、ある意味幼ささえ感じられる最後のクラス会ではありましたが、皆の笑顔を見た時にすばらしい三年間をすごしたということは容易に想像でき、それぞれの道に進む子供達に頼もしささえ感じていました。

すばらしい卒業式に立ち会うことができたことに感謝です。

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